ちょっとブームには乗り遅れたけどやっぱりキャンプをはじめてみたい!
という方に向けてなにか力になれることはないかと思い、初心者の「わからない」をやさしく解決するためのロードマップを作成しました。
僕もキャンプをはじめたころは何から手をつければいいのかすごく困ったのでその経験から得た知識や最低限揃えた方がいいものを優先順位をつけて解説していきますね。
記事を読めば誰でもソロでキャンプを始めることができますよ。
記事はちょっと長めですが当ブログの目次はタップで一気に目的の場所までアクセスできますのでぜひチェックしてみてくださいね
キャンプの基礎知識|優先すべきは安全!
キャンプを楽しむために大切な心構えとして一番初めに思い浮かぶのは『安全第一』です。
キャンプを愛する人たちに聞いても絶対に同じことを言うはずです。
キャンプはナイフや火を扱うだけでなく自然の中で楽しむレジャーです。自然とは雨や風だけでなく雪や雷、川が近くにあれば鉄砲水など様々な危険があります。
また熊や毒を持った蛇や蜂、マダニなどの危険生物にも注意しなければなりません。
一見自由に楽しめるキャンプですが常にこれらの危険は意識しておかなければならないと思っています。
なのでキャンプに出掛けるときは最低限以下の点を確認しておきましょう。
- 当日と前後の天気(風の強さと気温も)
- 近くの病院(休日でもやっているか)
- 携帯電話の電波状況
- キャンプ場周辺のマダニ情報(市のHPなど参照)
これらの項目は野営(キャンプ場ではない場所でキャンプをすること)だけでなくキャンプ場でキャンプをするときも重要です。
管理棟があるキャンプ場でも夜間は人がいないということも珍しくないので基本的には自分の責任において安全を確保するということを心掛けたいですね。
ここには書きませんでしたが深い山になるとクマやイノシシにも注意が必要なので、夜寝るときは食べ物の処理などをしっかりするようにしましょう。
初心者は絶対にキャンプ場でキャンプをしよう
ブーム全盛期は過ぎたとはいえキャンプ場の予約が取れない!なんてことも珍しくありません。
そんなときに野営も視野に入ってきますが、はっきり言って初心者キャンパーに野営はちょっとハードルが高いかなと思います。
- トイレ
- 緊急時の連絡
- 急な天候の変化
などによって困ることが多いです。
また野営をしてもいい場所を探すのははっきり言って高難易度なのでおすすめしません。
山といっても基本的には私有地であることが多く、気づかぬうちに私有地で野営をしていたなんてことがあり得るということです。
僕も過去にキャンプ場に向かう途中の雑木林で大学生グループがBBQをしていて、たまたま土地の所有者が来てめっちゃ怒られている場面を見たことがあります。
一見私有地とは思えないような雑木林だったのでびっくりしました。
どうしても野営がしたいという場合は基本的に河川敷を探すといいですよ。
河川法という法律上、河川敷は私有地には出来ませんのでキャンプ程度の使用については自由に使用していいことになっています。
場合によっては特別に管理されているケースもあるので事前の確認は必須です。
それでも近くに住宅地などがあると焚火に対して苦情が寄せられるケースが多いです。火の管理をしっかりしたとしても洗濯物にもにおいがつくのでやめた方がいいですね。
また、どこまでが河川敷かという点はしっかり把握しておかなければなりません。
河川敷とは川から土手までの範囲のことを指し、土手から陸地側は河川敷ではありませんのでご注意くださいね。
ファーストエイド(救急)キットはキャンプのお守り
キャンプや登山の必需品・ファーストエイドキットについても解説しておきますね。
ファーストエイドキットとは絆創膏や常備薬、消毒や包帯などが入った簡易救急セットです。Amazonとかでも普通に売っていますのでひとつもっておくと安心です。
その中のひとつにポイズンリムーバーが入っています。
ポイズンリムーバーは万が一蛇や蜂に襲われたときにないと危険と言われていますがこれには賛否両論ありまして、アメリカ赤十字などでは明確に意味がないと記載されていたりもします。
ポイズンリムーバーの代わりに水できれいにしてからステロイド軟膏を塗っておくのが有効という記事をよく見ますので市販のものを一つ持っておくといいでしょう。
それよりも火傷の処置に関するものは必須と言えます。
僕もよくグローブをしないままクッカーを持ってしまって火傷することがあります。(キャンプ歴何年だよ・・・)
火傷はすぐに冷やしてワセリンなどを塗っておくのが良いとされていますのでワセリンもあった方がいいですね。
特にソロキャンプの場合は周囲に誰かいればいいですが、誰もいなかった場合には困ります。
なのでファーストエイドキットは必須と考えていいと思います。
とりあえずこれでOKというものを貼っておきますのでチェックしてみてください。
こちらは消防士推奨とアピールしている商品で信頼性もあります。ファーストエイドキットを選ぶポイントとしては誰が見てもファーストエイドキットだとわかるデザインのものを選ぶことです。
最悪の場合、他の人でもすぐに見つけて処置できるというメリットがあります。
キャンプ場の情報を把握しておこう
これも先ほどのリストにちょっと書きましたがキャンプ場とその周辺の情報は知っておくと何かと役に立ちます。
食材の調達もキャンプ場の近くにお店があれば急な買い足しも出来ますし夏場は氷の量なども調整しやすくなります。
また病院なんかも調べておきたいですね。
よくあるのが暗い中で料理して肉が生焼けで食あたり・・・。
あるあるですが馬鹿にできませんので週末でもやっている病院や当番医を事前にチェックしましょう。
あとは温泉施設や観光地なんかだと地元の名物料理なんかはキャンプの帰りなどに立ち寄るとリフレッシュして岐路につくことが出来ますよ。
キャンプでは最低限これだけはできるようにしよう
ソロキャンプからスタートする場合、最低限以下のことはできるようにしておきたいです。
- テントの設営
- 火起こし
- 火の処理
- 撤収
意外と多いのがテントの設営に苦戦するパターン。
買ってそのまま持ってきたというケースではあるあるです。
僕も手伝ったことありますが、女性キャンパーさんとかだと高さ的に難しかったり重くて持ち上がらなかったりと結構苦戦する場面はありますので、テントを購入する際はレビュー動画などを見つつ、自分でも大丈夫か確認しておきたいですね。
次に火起こしです。
これは男性でも多いんですが焚火台も薪も持ってきたけど広葉樹のみというケースがありました。
しかも刃物もナイフのみ。広葉樹は火が付きにくく、かなり細くしないと焚き付けにもならないのでバトニングしなければなりません。
ナイフで広葉樹をバトニング(ナイフで薪を割ること)するのは結構しんどいです。
キャンプをよくする人でも焚き付けは文化焚き付けなどの着火剤を使う人が多いのでそういったアイテムを使うと簡単に火起こしできるのでおすすめです。
焚火が終わったら火の処理です。
ご飯も食べ終わってそろそろ寝ようかなと、焚火が結構大きいままテントに入ってしまう人がたまにいますがめっちゃ危険なのでやめましょう。
山の天気は変わりやすく急に風が強くなったりすることも珍しくありませんので焚火の火は確実に消火してから寝るようにしましょう。
なので焚火をするときは基本的に焚火を終える時間から逆算しながら薪を調整したり、火消しツボを用意しておくとすぐに消火することが出来ます。
また火を消すときは水ではなく自然に消すと翌朝の朝食で火を起こすときに炭を再利用できるのでおすすめですよ。
焚火のやり方については以下の記事が参考になると思いますので併せて読んでみてくださいね。
キャンプは自由だけどマナーは大切
最後にキャンプのマナーについて。
キャンプは自分が楽しみたいように自由に過ごすものですが、キャンプ場や野営地でもマナーはあります。
- ゴミを残さない
- 地面や芝に火のダメージを与えない
- 水場の利用は素早くきれいに
- トイレをきれいに使う
- キャンパー同士のあいさつをする
- 音を出すのは20時くらいまで
- 消灯時間は守る
これらのことはキャンプに限らずですが、自然の中にいると開放的になってついつい忘れてしまうことがあります。
キャンプ場についたら受付のときにキャンプ場のルールとマナーが記載された掲示板や案内があると思いますのでしっかり読んで確認したいですね。
僕が遭遇したのは夜中にバトニングしだしたキャンパーさんがいました。
まぁ僕は別に夜更かしさんなので気にしませんでしたが遠方から運転してきた他のキャンパーさんとかだと結構なイライラポイントかなと思います。
気づかぬ間に迷惑な行為をしないように心がけたいですね。
あとは撤収時にちゃんとサイトを確認してゴミや忘れ物は残さないようにしましょう。
合言葉は「来た時よりも美しく」です。
キャンプマナーについて詳しく知りたい方は以下の記事がおすすめです。
キャンプ場でのルールやマナーについてはこちらの記事がおすすめ
最低限必要なキャンプ道具
さてキャンプの基礎知識や心得的なものがわかったらいよいよお楽しみのキャンプギア編です。
キャンプギアはロマンそのものなので色々目移りして全部ほしくなります。
これをキャンプ沼と言います。
実は僕、フォトグラファーでもあるのでカメラ沼という沼にも生息しています。(カメラ系ブログも書いてます)
めっちゃ金かかります。
なのでここでは初心者がまず揃えたい最低限の装備というテーマで紹介していきますね。
最低限というのは普通にキャンプをして一泊できるような装備を想定しています。
日帰りで帰るデイキャンプについては別の記事を書きたいと思いますのでお楽しみに。
まず揃えたいキャンプ道具はこちら。
これらの道具はキャンプをやる時期によって優先度が変わります。
例えば冬キャンプでは寝具が最重要ですし焚火はしなくていいよという場合は必要ないといった具合に時期やキャンプスタイルによって変わりますが、一般的なキャンプで一泊するという場合を想定していますのであくまで一例として参考にしてみてくださいね。
テントは定番人気のものから選ぶのが良い
キャンプと言ったらテントです。
テントは本当に色々な種類のものがありますがタイプで分けると以下のようなものになります。
他にもツールームテントやロッジ型などもありますが初心者にはおすすめしません。
大型ですし一人で組み立てるにはちょっとハードルが高いので。
なにより結構高いので他のものに使う資金がなくなってしまいます(笑)
なのでここでは上記の3種に絞ってコスパがよくてずっと人気があるテントを少しだけ紹介してみます。
これらのテントはベテランキャンパーさんも使っている人が多いのでめっちゃおすすめです。
断言しますがホームセンターとかで売っている安いタイプのテントを購入しても絶対にあとから買い替えます。(僕がそうでした)
コールマン|ツーリングドームテント
- ソロなら広々使える
- 高さが低いので女性でも組み立てやすい
- 全室が広くキャノピーになるので雨の日でもタープがいらない
まずはコールマンのツーリングドームテントです。
ドーム型テントは自立しますし中も広いのでめちゃくちゃ使い勝手がいいです。
背の低いテントになるので中で立ち上がったりは出来ませんがテントの中で過ごすのは寝るときくらいなのでそこまで大きなデメリットにはなりません。
雨の日でも前を跳ね上げてキャノピー(簡易的な屋根)にできますので最悪タープがなくても過ごすことはできます。
名前の通りバイクでキャンプをしている人に人気のテントですが普段使いでもいいテントです。
コールマン以外にもいろいろなブランドが出していますのでチェックしてみてください。
バンドック|ソロティピー
- 軽量コンパクトで設営がカンタン
- 室内の半分が前室なので自転車も収納可能
- インナーテントは取り外し可能
最近人気のワンポールタイプのテントです。
四角錐のような形状で真ん中に一本ポールが立っているためワンポールテントといいます。
設営がめちゃくちゃ簡単で四隅をペグダウンして最後にポールを立てるだけなので初心者でも設営が素早くできます。
またこのタイプには素材の違いが大きく分けて2種類あります。
ひとつはこのソロティピーのようなポリエステル製ともう一つはTC(ポリコットン)製のタイプ。
バンドックのソロティピーにはソロティピーTCというTC素材のタイプもあります。
テントの素材としては大きく3つの素材があります。
当然それぞれメリット・デメリットはありますのでサクッと触れておきますね。
ナイロン | ポリエステル | T/C(ポリコットン) | |
---|---|---|---|
コスト | 高い | 普通 | 高い |
軽さ | もっとも軽い | 軽い | 重い |
耐火性 | もっとも弱い | 弱い | 強い |
耐水性 | 強い | 強い | 普通 |
と、こんな感じです。
こう見るとポリエステル製が一番バランスがいいですね。
僕はテンマクデザインのパンダという赤いナイロンのテントを持っています。とにかく軽量コンパクトで手入れがめっちゃ楽なので気に入っています。
またこれらのタイプのテントには「スカート」といって地面との隙間から風や雨が入ってこないようにカバーのような部位が付属しているタイプもあります。
先ほどのバンドックソロティピーと僕のパンダにはついていませんが、ソロティピーTCやパンダTC+にはついています。
基本的にTC素材で作られたテントについているケースが多いですね。
冬場はスカートがあった方が隙間風もなくいいですが、シュラフ(寝袋)さえしっかりしたものを使えばどっちでもいいというのが個人的な意見ですね。
バンドック|ソロベース
- とにかく無骨でかっこいい
- ベテラン感増し増し
- 焚き火との相性がいい
こちらもバンドック、パップテント型の人気テントです。
パップテントとは軍幕とも呼ばれていて文字通りミリタリー感満載のテントです。
もともと軍隊に支給された布を張り合わせて使うものを設営しやすいようにアレンジしたものです。
TC素材のものが多くスカートもついているものとついていないものが出ていますが好みで選べばOKです。
このテントも全面を跳ね上げてキャノピーにできますのでタープがいらないという点がいいですよね。
ポールは最低2本使うので設営はちょっと慣れが必要ですが、見た目のカッコよさがすべてを帳消しにしてくれるKing of 無骨テントです。
ここで紹介した3つのテント以外にもソロ・デュオ・ファミリー・グループ向けでそれぞれのカッコいいテントをまとめた記事もありますので興味のある方はぜひチェックしてみてください。
かっこいいテントをまとめた記事はこちら
キャンプには照明類(LED・ランタン)が必須
次に忘れ物として多い照明類。
これがないと料理は出来ないわ酒はこぼすわで大変です。
僕はLEDランタンとネックライトを常に持っていくことにしています。
最初はヘッドライトを使っていましたがずっとつけていると頭が痛くなるのでネックライトに変えました。個人差があると思いますのでお好みでいいかと思います。
オイルランタンが人気なんですが初心者にはLEDランタンの方がおすすめです。
正直オイルランタンは明るくないです。完全にロマン枠です。
そう、キャンプには必須アイテムとは別枠でロマン枠というものがあります。オイルランタンはその代表格でぶっちゃけ明るくもなんともないです(笑)
でもロマンのために持っていくんです。それも自由なんです。
LEDランタンとしておすすめなのは暖色系のライトがいいかなと思います。
もろにLEDって感じだと雰囲気が出ないです。
オイルランタンの雰囲気も欲しいという方はベタですがベアボーンズのLEDランタンが良きですね。
ベアボーンズ|レイルロードランタン
- 見た目がオサレで雰囲気が出る
- しっかり明るい
- 充電式で経済的
これはいつも一緒にいく友達が使っていますがまぁとにかくオサレです。
映えます本当に。
そして意外と実用的でけっこう明るくてこれ一つでなんとかなりますし、比較的価格も良心的なので所有欲も満たせるおすすめのランタンです。
ロゴス|ダウンライトミディ
- 軽量コンパクト
- 意外と明るい
- 背面がマグネットになっていて便利
流石にこれひとつというわけにはいきませんが雨のおこもりキャンプならいけます。
タープポールに吊り下げて全体を照らしつつ手元はパナソニックのネックライトを使います。
なので夏は顔の周りにブンブン虫が飛んできてイライラします。
ゴールゼロ|マイクロフラッシュLEDランタン
- ケーブル不要でUSB充電ができる
- アタッチメントが豊富(別売り)
- ソロキャンプなら十分メインで使える
あと人気なのはゴールゼロというミニライト風なライトです。
一時期売れすぎて入手困難で転売ヤーの餌食にもなっていたゴールゼロ。
今は比較的手に入れやすくなっていると思いますのでチェックしてみてください。
照明類はひとつではちょっと心もとないかなと思いますのでやっぱりヘッドライト・ネックライトあたりも持っておいた方がいいと思います。
これはキャンプ専用のものでなくてもいいと思います。釣りやウォーキングのときに使うもので十分です。
とにかく明るさを求めるならガソリンランタンとかも選択肢としてはありますが荷物も増えるし重いしで初心者にはあまりおすすめしません(笑)
おすすめのランタンをまとめた記事もぜひチェックしてね。
キャンプのナイフは万能ギア、料理やバトニングで大活躍
- コスパ最強
- バトニングもできる
- グリップがゴムでしっかり握れる
キャンプの定番アイテムと言えばナイフです。
ナイフは調理をしない場合でもバトニングやロープを切ったりとないと困る場面が多いです。
刃物ですし取り扱いには十分注意は必要ですがどのみち調理をするなら包丁を持っていくと思いますのでナイフでなくとも刃物の扱いには慣れておく必要があります。
ただナイフもそれなりのものを選ぶと結構高価なのでここでは初心者から上級者までユーザーの多いモーラナイフコンパニオンをおすすめします。
僕もいまだに使っていますし針葉樹ならバトニングもできます。他にもヘビーデューティーやカーボンといった種類がありますがこれでOKです。
ヘビーデューティーは刃が厚くなっているタイプで、カーボンは切れ味抜群ですがすぐ錆びますのでマメに手入れしないといけません。
モーラナイフについての記事はこちらを読んでみてください。
ナイフを一番使うシーンはバトニングと調理です。
僕は調理用にスパイダルコのデリカ4を使っています。初めのうちはモーラナイフですべてやっていたんですがモーラナイフはヘビーデューティーじゃなくても刃厚があるので食材が切りにくいという難点があります。
調理用には刃が薄くて折り畳めるオピネルを使っているキャンパーさんが多いようです。
- 折りたためてコンパクトになる
- ちょうどいいサイズ
- 刃が薄いから調理しやすい
オピネルだけではありませんが折り畳み式のナイフでは絶対にバトニングはやめましょう。
すぐに傷んでしまいますので、バトニングをするならできる限りシースナイフ(柄と刃が同じ素材でできているタイプ)かつフルタング(柄の先まで刃の素材がつながっているもの)が理想です。
おすすめのモーラナイフコンパニオンはナロータングなので広葉樹などの堅い薪のバトニングには十分注意が必要ですが、針葉樹なら問題なくバトニングできますよ。
ナイフの管理には十分注意が必要です。
キャンプ場ではもちろんですが、車に積む際も座席の上とかに置いておくと何かで警察に停められた時に銃刀法違反に問われる可能性があります。キャンプに持っていくからという理由は通用しないのでしっかりバックパックの奥や鍵付きのケースに収納して持ち運ぶようにしてくださいね。
おすすめのナイフをまとめた記事も書いていますのでぜひチェックしてみてね。
冬はテントよりも重要な寝袋(シュラフ)
キャンプ道具の中でも意外と軽視されがちなのがこの寝袋なのですが、冬場のキャンプではテント以上に重要なアイテムです。
むしろ寝袋さえしっかりしたものを使っていればテントはなんでもいいと言ってもいいくらい。
寝具についてはまとめ記事も書いていますので詳しく知りたい方はこちらの記事もおすすめです。
夏場は逆になくてもいいアイテムになるのでキャンプに行くシーズンによって優先度を変えてみてもいいかもしれません。
僕は冬はミリタリー系のものを使って、夏場はインナーシュラフといって薄手のコンパクトなものを使っています。
寝袋(シュラフ)には大きく分けて以下のようなタイプがあります。
- 化繊シュラフ
- ダウンシュラフ
この2つの違いは文字通り「化繊」か「ダウン(羽毛)」かですが、両者ともにメリット・デメリットがあります。
化繊シュラフ | ダウンシュラフ | |
---|---|---|
価格 | 安い | 高い |
携帯性 | かさばる | コンパクト |
重量 | 重い | 軽い |
保温性 | ものによる | 温かい |
耐水性 | 強い | 弱い |
僕は化繊シュラフのスナグパックソフティーエリート3という軍用シュラフを使っていますが、理由はタープ泊がメインなので雨が降ってもいいように多少の水濡れにも強い化繊シュラフを好んで使っています。
バックパックスタイルなので本当は軽量コンパクトになるダウンがいいんですがダウンシュラフはちょっとでも濡れてしまうと保温性が急激に下がるのでなかなか難しいかなと。
シュラフカバーを使えばいいんですがそれなら化繊でもスペース的に変わらないかと思って今はこういったスタイルにしています。
おすすめのシュラフも紹介していきますね。
シュラフの形も大きく3つのタイプがあって
- 封筒型
- マミー型
- キルト型
封筒型が一般的に安価なものが多く、長方形の形をしているため足回りにもゆとりがあって一番寝やすいかもしれません。
ここで紹介するシュラフは全てマミー型ですが、マミー型は足に向かって細くなっていくため、余計な空間ができにくいので暖かく感じるようになっています。
キスト型は一枚の布団のようなタイプで上からかけて寝ます。中にはエアーマットとセットで使って雪山でも使えるくらいの暖かいモデルもありますが、上級者向けだと思いますのでここでは割愛しますね。
いずれも3シーズン用のシュラフになりますが、寒い地方でなければ冬でも使えるものをピックアップしました。
夏場は正直なんでもOKなのでホームセンターで売っているものでも十分対応できます。
コールマン|大人用寝袋
- 価格が安い
- それなのに十分暖かい
- 冬でも使える
10,000円以下で買える寝袋でここまでの性能はなかなかありません。
これうちも使っていますが本当に暖かくて時季によっては暑くてチャック全開で寝ていました。
Amazonでも買えますしコストコでも売られていて比較的手に入れやすいのも嬉しいですよね。
どれを買えばいいのかわからないという方はまずはこれをおすすめしています。
ただ夏は暑いので他の封筒型がいいですよ。
ネイチャーハイク|スノーバード
- ダウンシュラフでは安価
- 軽量コンパクト
- サイズがいろいろある
ダウンシュラフではナンガやモンベルが有名ですし人気が高いです。
ただやっぱり価格がネックになっていてなかなか手が出ませんよね。
ネイチャーハイクは比較的安価ですし性能も十分なのでダウンシュラフがいいけど高くて買えない・・・という人の強い味方なんです。
シュラフ以外にもダウンシューズやダウンパンツなども人気商品なので信頼できるブランドです。
スナグパック|ソフティーエリート3
- 撥水加工が秀逸
- サイズアップ機能つき
- 世界中の軍隊で使われている
スナグパックはイギリスのメーカーで多くの国の軍隊や特殊部隊で使われているブランドなんです。
もうミリオタの僕はそれだけで心を掴まれてしまい購入。
ハードな環境で使うことを想定しているので撥水加工もすごくしっかりしていて結露くらいなら中まで水が染みてくることもありませんでした。
洗えるのも嬉しいポイントですが僕は品質を保ちたいのでなるべく洗わなくてもいいようにちゃんと干したりインナーシーツを使ったりしてますね。
スナグパックソフティーエリート3についてのレビュー記事はこちら!
キャンプの快適性を決めるのはマット
優先度の高いキャンプギアとして欠かせないのがシュラフ(寝袋)やマットなどの寝具です。
キャンプってゆったりできるイメージがありますがやっぱり長時間外で動いていると疲れます。
なので疲れを取るための寝具は非常に重要なキャンプギアです。
特にシュラフ(寝袋)は夏場などの暑い時期は最悪無くても大丈夫ですが、マットは必須だと思ってください。
地面が芝生だったとしても長時間寝るには固くて体を痛めます。
マットはフォールディングマットやエアーマット、インフレーターマットなど様々なタイプがあります。また組み立て式の簡易ベッドのようなコットというアイテムもありますが、これはテントによっては窮屈になる可能性があるのでテントのサイズをしっかり確認してくださいね。
僕が使った感覚ですが寝心地は上から順に
- コット
- インフレーターマット
- エアーマット
- フォールディングマット
という感じです。
コットは本当に寝心地最高ですが腰痛がある人は沈むのでちょっと負担かもです。特にそういった症状がなければ一番寝心地はいいです。
ただ重たくて嵩張るので車でいくキャンプ向けのアイテムではあります。
コンパクトに設計されているものもないことはないですがそれでもバックパックで持っていくにはちょっと無理があるかと思いますね。
DOD|バッグインベッド
- 寝心地は最強
- 組み立てはちょっと力が必要
- 狭いテントだときついかも
嵩張りやすいコットでもこのDODのバッグインベッドはその名の通りバックパックの中にも入ってしまうほどのコンパクトさ。
ヘリノックス系のチェアよりも少し大きいくらいの収納サイズになるので大きめのバックパックなら難なく持っていくことができますね。
それでも他のマット類に比べれば重量は重くなるので自分の体力との相談になると思います。
僕が一番使うのはフォールディングマットというタイプで蛇腹のようにパタパタ折り畳めるタイプです。
こんなのです。
サーマレスト|クローズドセルマット
- とにかく軽い
- 使い方が簡単
- ちょっと嵩張るけどバックパックの外側にも縛り付けられる
メリットはサッと出せてサッとしまえるし、地べたスタイルでは座布団にもなって火の粉がとんでもへっちゃらなところですね。(穴は開きます)
エアーマットは穴が空いたら使い物になりませんしインフレーターマットもコットと同じくらい嵩張りますのでバックパックには入れたくないという理由でフォールディングマットを使っていますね。
安いものでもクッション性があるものを選ぶとけっこう長く使えますよ。ちょっと高いなと思う人は僕が一番最初に買ったキャプテンスタッグのマットがおすすめです。これです。
キャンプテンスタッグ|EVAフォームマット
- コスパ最強
- 冬以外ならぶっちゃけこれで十分
- ホームセンターとかでも売っているので忘れても途中で手に入りやすいかも
これを焚火の前で座布団替わりにして使って、寝るときはテントに持って行ってマットレスとして使っていました。今はサーマレストのものを使っていますが正直これで十分だと思います(笑)
コットやマットにも色々な商品が出ていて選択肢は豊富です。
キャンプ初心者は椅子(チェア)がおすすめ
次にリビングスペースに欠かせないチェア(椅子)です。
これはキャンプのスタイルにもよりますが初心者はあった方がいいと思います。
僕は地べたスタイルが基本ですがやっぱり快適度はチェアの方がいいので車でいく場合には絶対に持っていきます。
チェアもピンキリではありますが、大きくタイプが分かれています。
- ヘリノックスタイプ
- ローチェアタイプ
- 座椅子タイプ
ヘリノックスタイプは小さく折り畳まれていて足を組み立てて座面の布を後からピンと張って使うタイプです。バックパックにも入るので人気ですね。
ヘリノックス|チェアワン
- コンパクトなのでバックパックにも入る
- 地面が柔らかいと沈むかも
- 類似品とは耐久性が違う
上記は本家ヘリノックスのものですが他にももっと安くてコスパが良い商品も多いですし、最近ではワークマンでも売っていますので近くにワークマンがある人はぜひチェックしてみてください。
本家のメリットは耐久性と所有欲を満たしてくれる点ですね。
バンドック|ロースタイルチェア
- 座り心地は一番
- 折り畳めるので意外と嵩張らない
- 比較的安い
ローチェアタイプは普通の折り畳みチェアで座り心地は一番いいかもです。
座面がピンと張っていますし背もたれもしっかりしているので僕は好きですが自分のスタイルには合わないので持っていません。
キャプテンスタッグ|アウトドア座椅子
- 地べたスタイルでも寄りかかれるから楽
- バックあっくの側面に入る
- 低いテントの中でも使える
最後に小さく折り畳める座椅子タイプですね。
基本的に地べたスタイルが多いですし、雨キャンプでもテント内で使えるという点が最大のメリットです。
これは今一番欲しいアイテムかも(笑)
なんだかんだで一番リビングスペースで何か作業している時間が長いのでそこでの快適性はキャンプを大きく左右すると思っています。
チェアだけでなくテーブルや焚火周りのアイテムなんかも重要ですね。
キャンプチェアについてより詳しく知りたいという人は以下の記事をチェックしてみてくださいね。
コスパの良いキャンプチェアはこちらの記事でまとめています。
キャンプの醍醐味焚火アイテム
その焚火アイテムの要でもある焚火台。
これは多くのキャンパーが複数持っているキャンプギアだと思います。
僕も今は2つ、いや3つ?いやもうちょっとあるかも・・・。
焚火台も色々な種類があってここで紹介し切るのは不可能なので別の記事でまとめてみたいとは思いますが、まず代表的なものだけ紹介してみますね。
フラットタイプは人によってイメージするものが違うかもですがこのブログでの定義としては薪を横に寝かせられるタイプとします。
人気のあるものはピコグリルやコールマンのファイヤーディスクなんかが使いやすいですね。
僕もピコグリル使ってます。
ボックスタイプはコンパクトに畳めるソロ向けの焚火台になるのでこの記事では省きますね。
ピコグリル|ピコグリル398
- ヒロシが使っていて人気が出た
- 軽量で使いやすい
- ケースに入れて大体A4サイズ
ピコグリルは定番といえば定番で、網を乗せていても横から火の管理がしやすくて便利です。
ただ火床と網との距離がやや離れているので風がある日は食材まで熱が伝わらないケースもありますので風よけの工夫が必要になるというデメリットもあります。
まぁそんな時は網を外して直に火の上に乗せますけど(笑)
類似品も多く発売されているので試しに使ってみたいという人は他のブランドのものを選ぶという手もアリです。
僕的には本家よりも安定感があるトーキョーキャンプさんのものがおすすめですかね。
ユニフレーム|薪グリル
- 背面がリフレクターになるので冬は一番暖かい
- 安定感抜群
- 重いのでカーキャンプじゃないと無理
カマドタイプで有名なのはこれですかね。
コンパクトなものではB6グリルも人気ですが個人的に使ってみた感想としては小さすぎて使いにくかった・・・というのが正直なところです。
やっぱり火が安定したらそのまま薪をくべていける大きさはあった方がいいと思います。
また冬場の焚火はリフレクターを使わないと基本温かくないのでこの焚火台だと背面の壁がリフレクターになって熱いくらいなのでおすすめですよ。
スノーピーク|焚火台 L
- もっともポピュラーなタイプ
- 焚火台を囲んで楽しめる
- 大きさも色々選べる
グリルタイプでもっともポピュラーなタイプかと思います。
これは四角ですが他にもヘキサ(六角)や円型のものもありますので好みで選ぶといいでしょう。
大体のものは上に網などを置いてBBQなどの調理もできますので使いやすいと思いますが、焚火をしながらの調理だと網を持ち上げて薪や炭の管理をしなければならない点はちょっとめんどくさいかもです。
ただ風がある日でも比較的問題ないのでバーナーなどの調理用熱源は持って行かないという人にはおすすめです。
焚火台も本当に沼なのでとりあえず手頃なものから選ぶとあとで欲しいものが出てきても買い替えやすいかもしれませんね。
もっと焚火台のことが知りたい方向けに焚火台のまとめ記事も書いていますのでそちらも見ていただけると嬉しいです。
人気の焚火台はこちらの記事で解説しています。
クッカーで食べれば立派なキャンプ飯
次に食事に関するクッカー類です。
クッカーとは野外調理器具のことでコッヘルと呼んだりもします。
基本的には鍋やフライパンとなっているケースが多く、スタッキング(積み重ねてしまうこと)できるものがおすすめですが、人気のタイプは以下のようなものがあります。
キャンプで調理をする際のポイントとしては食器がいらないようにするということです。
クッカーとは別に皿や茶わんなどの荷物があると大変ですし片付けにも時間がかかってしまいます。
なので僕的にはクッカーで調理してそのままそれを食器にして食事ができるものがおすすです。
スノーピーク|アルミクッカーセット
- コスパが良い
- アルミなので軽量
- アルミなので熱伝導率が高い
僕のおすすめはスノーピークのアルミクッカーセットです。
アルミ製なので熱伝導率が高く、ミニフライパンと鍋がセットになっています。
必要なければ大・小どちらかのセットのみを持って行ってもいいですし価格も安いのでめちゃくちゃおすすめです。
ファミリーキャンプだと調理できる量や品目が限られるのでちょっと足りませんがソロ・デュオならこれで十分だと思います。
MiliCamp|メスティン
- テフロン加工で焦げ付きにくい
- 目盛りがついていて便利
- ちょうどいいサイズで洗いやすい
クッカーと言えばメスティンというほど定番となっていて今では100均でもメスティンが売られていますね。
個人的には焦げ付き防止加工は必須だと思っています。
ただでさえ深底縦長な形状なのでとにかくメスティンは洗いにくいのが難点です。
なのでテフロン加工などの焦げ防止は非常に助かります。安いものはほぼそれがないのですぐに焦げますし、ほったらかし炊飯で使うことが多いのでずっと一点に火があたると余計に焦げやすいんです。
なので最近はこうした焦げ付き防止加工が施されているタイプが人気ですね。
ロッジ|スキレット
- 鋳鉄製のフライパン
- 料理が冷めにくい
- 半分ロマン枠
僕は鉄製のスキレットやフライパンで肉を焼いて食べるのが好きなんですが重いのがネックなのでアルミ製に切り替えようかと思っています(笑)
スキレットみたいなちょっと深めのフライパンは焼き料理だけでなく煮込み料理にも使えますし蓋も別で用意すれば色々な使い方ができるのでおすすめですよ。
クッカー類はそんないっぱい持っていかないと思いますので事前に食事の内容を決めて使うクッカーを選ぶようにすれば無駄な荷物を減らすことができますよ。
初心者でも扱いやすいクッカーはこちらの記事でチェック!
食材を持っていくならクーラーボックスは必須
クッカーを持って行って調理をするなら食材を持っていかなければなりません。
冬場は途中のスーパーなどで買い出しをしていけば多少の時間は大丈夫でも夏場はクーラーボックスがないと危険です。
クーラーボックスにはハードタイプとソフトタイプがあって、どちらもメリット・デメリットがあります。
自分のキャンプスタイルに合わせて選択すれば問題ないと思います。
ざっくり言うと、ハードクーラーは保冷力が高いかわりに重たく、ソフトクーラーは若干保冷力は下がるけど軽量で折り畳めるという特徴があります。
僕は両方使っていますがその時々に合わせて選択している感じですかね。
スタンレー|クーラーボックス
- キャンプにぴったりのビジュアル
- 保冷力と重量のバランスがベスト
- 上部にゴムのコードがあって荷物を固定できる
まずはキャンプのクーラーボックスと言えばこのスタンレークーラーボックスではないでしょうか。
ハードクーラーの中でも軽量設計で保冷力も十分あります。
それでいて比較的リーズナブルなので初心者キャンパーにとってもめちゃくちゃありがたい存在ですね。
大きさも今のところ2種類あって15.1Lと6.6Lから選ぶことができるのでよく使うシーンに合わせて選択してみてはいかがでしょうか。
AOクーラー|ソフトクーラー
- ソフトクーラーで高いシェアを誇っている
- サイズ展開が豊富
- 5層構造でたしかな保冷力
これを選んでおけば間違いないというくらいのTHEアウトドアソフトクーラーです。
サイズと色が豊富なので自分のキャンプギアと合わせて選べる点も嬉しいポイントではないでしょうか。
他社製品に比べてかなり分厚くできているので外観の大きさで選ぶのではなく、ちゃんと24パックや36パックといった容量で選ぶようにしないと思ったよりも入らないということになりかねませんのでそこだけご注意くださいね。
おすすめのクーラーボックスについてのまとめ記事もぜひチェックしてくださいね。
初心者におすすめのキャンプ飯
キャンプで食べる料理は基本なんでも美味しいです。
キャンプ飯といっても本当に多くのバリエーションがあって人によって様々なレシピもあります。
でもキャンパーさんみんなが料理が得意なわけでもなく、僕もそこまで料理は得意ではありませんが誰が作っても美味しいキャンプ飯を3つだけ紹介してみようと思います。
- ただ肉を焼いて食らう
- アヒージョ
- 好きな食材を豚バラで巻いて焼く
キャンプでは凝った料理は必要ありません。「シンプルイズベスト」です。
凝った料理は普段から家でもちゃんと料理をする人だけに許された特権です。
僕ですか?
いや、やろうと思えばできますよ?やろうと思えば。でもキャンプって自然の中で時間を無駄にするのが良いんです。時間に追われてせかせかと料理がしにくい環境であwせdrftgyふじこ・・・
ただ肉を焼いて食らう
- 誰でも簡単にできておいしい
- 肉だけで結構お腹いっぱいになる
- 片付けも楽
もはや料理と呼べるのかわかりませんが肉を焼いて食す。これが一番うんまい。
ほりにしなどのちょっとお高めのスパイスをふりかけて焼いて食べるだけで飛びます。
やってる感出せますし香草なんて添えたらそれだけでリッチな気分になれます。そしてうんまい。
せっかくのキャンプです。いつもは買わないちょっとお高めの肉がおすすめです。
ほりにしとはキャンプではド定番のプレミアムスパイスのことです。
こちらの記事にも載っていますのでご興味があればぜひチェックしてみてください。
アヒージョ
- 意外とカンタン
- そして美味しい
- やってる感めっちゃ出せます
アヒージョとはスペイン料理の一種でオリーブオイルとにんにく刻んでスキレットに入れて好きな食材を煮るだけの簡単料理です。
海鮮との相性がばっちりなので貝類やエビなんかを買ってやってみるとおいしいです。今はスーパーでもアヒージョの素が売られているのでチャレンジしてみてください。
アヒージョ最大の魅力は「やってる感がめっちゃ出せる」ところです。
こんなこと言ったらアヒージョ作っている人みんなやってる感出したくてやってると思われてしまうじゃねえかとクレーム来そうですが実際そうなのでいいんです。(だれかこいつを止めてくれ)
僕だってやってる感出したくてやってますから。
好きな食材を豚バラで巻いて焼く
- 個人的には一番やるかも
- フライパンでもメスティンでもなんでも作れる
- コスパ最強
あと肉というとどうしても牛肉というイメージがあると思いますが、牛肉って結構お腹に溜まるので他のものが食べれなくなっちゃうんですよね。
なのでキャンプでは豚肉もおすすめだったりします
特に豚バラは安くて使いやすいですしいくらでも食べることができます(人による)のでいいですよ。
アスパラや水菜などを巻いて焼くだけでもめちゃくちゃ美味しいです。お酒のつまみとしてもぴったりのなのでぜひ試してみてください。
写真はこの前のキャンプで豚バラに水菜を巻いてホットサンドメーカーで挟んで塩振って焼いただけです。
はい美味い。
あると便利なキャンプアイテム
次に必須ではないけどあると便利なキャンプギア編です。
キャンプにハマっていくと色々なものが欲しくなりますが、ここでは比較的優先度の高いものをおすすめしてみたいと思います。
先にざっくりまとめるとこんな感じです。
夏場は虫対策が重要
夏場のキャンプには必須と言ってもいいかもですが虫除けアイテムです。
普通に虫よけスプレーを持って行っても汗でいつの間にか効き目がなくなったりしますしべたべたするので不快指数も高くなります。
なので個人的にはテント周辺に置いて使えるものがいいかなと思います。
パワー森林香
- 普通の蚊取り線香よりも強力
- 林業の人も使う信頼度
- 太いので燃え尽きるまで結構もつ
僕は森林香という蚊取り線香の強力版をよく持っていきます。
これは多分多くのキャンパーさんも使っているものだと思いますので間違いないでしょう。
あとテントに付属している場合がほとんどだと思いますが蚊帳も夏場のキャンプには必須です。これがないと朝大変なことになっています。
特にお酒を飲むと汗の量も多くなり余計に蚊に刺されやすくなりますのでタープ泊やスカートのついていないテントでは別売りでもいいから絶対に持っておくようにしてくださいね。
蚊だけで無く害虫や蛇も怖いので・・・。
安定火力で料理がさらにおいしいガスバーナー
焚火で調理するのがキャンプの醍醐味でもあるにはあるんですが結構難しいです。
というのは火力の調整には慣れが必要だからです。
僕も車でのキャンプは焚火とは別にシングルバーナー(ガスバーナー)を持っていきます。
やっぱり安定した火力と調整がしやすい熱源の方が料理しやすいので。
SOTO|レギュレーターストーブ ST-310
- 折りたたんでコンパクトに収納できる
- CB缶なので燃料が手に入れやすい
- レギュレーター付きなので気温や気圧の変化に強い
さっきの写真にも写っていますが僕はSOTOというブランドのST-310というガスストーブを使っています。コンパクトに持ち運べる上、CB缶のガスならコンビニでも売っていますので買い忘れてもいく途中で手に入れやすいのがメリットです。
またレギュレーターという装置がついているので気温が低くても使えるという点が強みです。
この機構がないものは低温下では火がつかないということも多いので寒いときはレギュレーター付きがおすすめです。
ロゴス|エコココロゴス
- 表面に着火剤が塗られているのですぐに火がつく
- 40分くらい燃焼してくれえる
- エコココのココはココナッツ由来(ヤシガラ)
荷物を減らしたいけど安定した火力で調理したいというときはロゴスのエコココロゴスという固形燃料を持っていくと便利です。
表面に着火剤が塗られているので火もすぐ着きますし40分くらい燃焼してくれるので十分調理できますし荷物に忍ばせて持って行けるのがいいですね。
リビングスペースの快適性アップアイテム
最後にリビングスペースの快適性を追求するなら以下のアイテムがおすすめです。
- テーブル
- ランタンハンガー
- タープ
テントを張ったらテントの前にリビングスペースを作るケースがほとんどだと思います。
その際に快適なリビングスペースにするためにあったらいいなと思うものをピックアップしました。
まずテーブルですが僕の場合は持って行かないことも多いんですがやっぱりあると便利ですし快適性は上がります。
地べたスタイルのときは低めのもの、チェアスタイルのときはちょっと高めのものを用意するといいですよ。チェアスタイルのときに低いテーブルを持って行ったことがありますが低すぎて使いにくかったので汗
HOMFUL|キャンプテーブル
- 収納バッグつき
- 脚と天板が一帯式なので安定感がある
- 木製なのでヴィンテージ感が出る
テーブルの素材は木製か金属製のものがいいです。
というのは焚火からそのままクッカーやスキレットを置くことが出来るからです。100均やホームセンターで売られているプラスチック製のものだと溶けてしまうのでそれができません。鍋敷き持って行くのも荷物増えるし。
またよくあるタイプで天板と脚が別々になっているものでコンパクトに収納できるというタイプが結構ありますが、注意したいのはあまり多くのものを載せるとグラつきます。
ソロ程度なら問題ないと思いますがファミキャンとかだとしっかりしたものを選んだ方が安心ですね。
僕は折りたためる金属製のものを好んで使っています。
- 軽量コンパクト
- バックパックに余裕で入る
- ソロならこれというくらいの定番
こいつのいいところは1秒で使えるという点です。
収納袋からだして天板を開くと足がシャキンと出てくれるのでそれで完成です。すばら。
アルミ製なので軽いし火からそのままフライパンやケトルを乗せても大丈夫です。
まぁソロでしか使えないのでデュオ以上のときは完全にサイドテーブルくらいの用途でしか使っていません。
TreeTerre|ランタンスタンド
- クランプもついているのでテーブルにも取り付け可能
- アルミ製なので軽量
- 途中に小物をかけられるのが地味に便利
次にランタンスタンドです。
ランタンスタンドは文字通りランタンをひっかけておくポールのことですがコレ地味に必要です。
これがないとテーブルや地面に照明を置くことになります。ただでさえ狭いテーブルにランタンを置くと、他のものが置けなくなりますしテーブルの周りに虫が飛び回ることになります(笑)
また地面に置くとそもそも照明の役割が微妙になるのでやっぱり上から照らす方が周辺が明るくなるのでランタンスタンドはあった方がいいと思います。
タープを張るならタープポールにぶら下げるという方法もあるので自分のスタイルに合わせて対応してみてくださいね。
DDハンモック|DDタープ
- 変幻自在タープの代表格
- いろんな張り方ができて楽しい
- タープ泊にも使える
あとはタープです。
リンクはDDタープと言って多分キャンパーさんなら誰もが知っているタープではないかと思います。
正方形になっていてたくさんのループがついているので折り紙みたいに本当に色々な張り方ができる点が人気です。
これでテントを作ってタープ泊をする人も多く、僕もメインはこのタープでタープ泊が基本スタイルです。
ダイヤモンド張りやパスファインダー張りという張り方を少し覚えるだけでテントがなくてもタープで寝泊まりすることができるようになりますよ。
さっき紹介したツーリングドームテントやパップテントはテント自体にキャノピーがついているのでその下がリビングスペースになると思いますが、テント付属のキャノピーはどうしてもスペースが狭くなるので余裕があるときは別でタープを張って日陰をつくることをおすすめします。
まだテント泊をメインで楽しんでいたころ、雨のキャンプなんかだと少し大きめのものを用意してテントごとタープの下に設営するスタイルもやったりしました。過保護張りっていいます。
テントが濡れると撤収のときに乾かすのがめんどくさかったりそもそも畳みにくくなるので過保護張りおすすめです。
また人気のキャンプ場だとお隣さんと結構近くなったりすることもあるのでタープでプライバシーを確保することもできるのでひとつ持っておくといいですよ。
キャンプ場の探し方
基礎知識も分かったし、道具も揃えた!いよいよキャンプに行くぞ!とキャンプ場を検索する段階になりました。
キャンプ場の探し方についても解説したいと思います。
キャンプ場の情報は基本的にネットで検査することが多いです。検索バーに「〇〇県 キャンプ場」とかで検索するとたくさん情報が出てきます。
僕は普段以下の方法でキャンプ場の情報を集めています。
- ネット検索
- SNS検索
- 情報誌
- Googleマップ
- 口コミ
まずはやっぱりネットで検索
まずはネット検索が一番多いですかね。
僕は静岡県に住んでいるので「静岡県 キャンプ場」とか「〇〇市 キャンプ場」とかで検索することが多いです。
そしてそのキャンプ場のホームページをゆっくり見つつイメージするみたいな感じです。
あとおすすめなのがGoogleマップ上で検索する方法です。
Googleマップを開いて検索バーに「キャンプ場」と入力して検索すると周辺のキャンプ場に印がつきます。そのまま口コミなども確認できるのでめちゃくちゃ便利です。
そのままルート検索もできるので最近はそうやって検索することも増えてきました。
ネットに情報がないキャンプ場もある
キャンプ場のオーナーさんにはこうした発信が苦手な方も多く、なかなかネットの情報だけだと集めきれないことがあります。
なので僕はSNSを通してキャンプ場の情報を集めることが多いですかね。
特にInstagramは写真付きなのでタグや場所検索で「キャンプ」や「キャンプ場」で検索をかけて雰囲気も確認することが出来るので便利です。
最近はInstagramでキャンプ情報を発信しているアカウントもたくさんあるのでそういったアカウントをフォローすることも多いですね。
あとは情報誌も良く見ます。キャンプブームでコンビニでもキャンプ情報誌が売られていますのでキャンプに行く途中に買って暇な時間を使って読むパターンは多いかも(笑)
あとはYouTubeですかね。キャンプ系のYouTubeチャンネルでもキャンプ場の情報を載せてくれたりしているので普段からそういったチャンネルを見つつ情報収集もしていくようなイメージです。
これらの方法を駆使してネット情報には出ていないキャンプ場なんかも知ることが出来るのぜひやってみてください。
まとめ:キャンプは安全第一で楽しもう
こんなに長い記事を最後まで読んでいただき感謝しかありません。
もっと短くまとめることも出来ましたがやっぱりキャンプを始めるときって色々知りたいし不安もあるのでできる限り知っておいてほしい情報を詰め込みすぎてしまいました。
より深い情報を知りたい人に向けてこれからこの記事の項目ごとに詳細な記事も追加していきますので末永く読んでいただけると嬉しいです。
キャンプは年をとっても楽しむことが出来る素敵な趣味です。
もちろん危険はありますがしっかりとした知識と備えがあれば比較的安全に楽しむことが出来る遊びだと思います。
サーフィンやスキーだって自然を相手にするレジャーなのでそういったものと同じですね。
僕は中学生のときにはじめて友達とだけでキャンプに行ってからドはまりしてしまい、立派に沼の住人となっています(笑)
このブログではキャンプ初心者の「わからない」をやさしく解決!というコンセプトでこれからも色々な情報を発信していきますのでぜひキャンプ沼に頭まで浸かってみてくださいね。
それではまた別の記事で!
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