- おすすめのTCテントが知りたい
- やっぱり定番人気がいいの?
- 設営・撤収が楽なのがいいな
キャンプサイトの雰囲気をガラっと変えてくれるTCテント。
一度は使ってみたいけどなかなか買うまでに至らないという人は少なくないはず。
その理由は重さやメンテナンスの手間など、ポリ・ナイロン製のテントよりもメンドクサそうだからではないですか?
そして重たくなりがちなTCテント、設営できるか不安・・・という女性キャンパーさんもいらっしゃいますよね。
ご安心ください。本記事では比較的設営・撤収が簡単で女性でも扱いやすいテントの中からおすすめのTCテントを厳選しました。
記事を読めば定番人気で、かつ設営・撤収が簡単なTCテントの中からご自分に合ったテントを選ぶことが出来ますよ。
その他にもおすすめのテントを紹介している記事もありますので併せて読んでみてください!
さらにソロ向け・ファミリー向けで分けて紹介していますので、自分のキャンプスタイルに合わせてチェックしてみてくださいね。
ソロキャンプにおすすめのTCテント
まずはソロキャンプにぴったりのTCテントから見てみましょう。
これらのテントは定番人気で間違いない選択かと思います。
もちろん人と被るのは嫌だという人もいるかもしれませんが、定番人気のテントを選ぶといい理由もちゃんとあります。
それは情報やアタッチメント(二股ポールなど)が豊富であるということ、そしてリセールバリューがあるということ。
リセールバリューというのは売るときに高値が付きやすいということです。
ただこの中で言えばWAQとDODに関してはあまり見かけることはないので人と被りたくないという人にはいいかもしれません。
BUNDOK|ソロティピー1TC
サイズ:フライ/W240×D240×H150cm、インナー/W220×D100×H135cm、収納時/W44×D24×H24cm
重量:4.8kg
カラー:カーキ、ベージュ
まずは定番中の定番、BUNDOKソロティピーTC。
このテントは何といってもコストパフォーマンスがめちゃくちゃ高いという点が魅力です。
前面フラップを跳ね上げればタープ代わりにもなるのでタープを別に持って行く必要がなくなる点もメリットです。
この価格で購入できるTCテントですから縫製は多少粗目ではあるものの、問題なく使える品質なのでそこは安心です。
友人が使っていますが雨でも問題なく使えています。
WAQ|Alpha TC SOLO DX
サイズ:フライ/W300×D300×H180cm、インナー/W290×D150×H160cm、収納時/W58×D28×H28cm
重量:9.5kg
カラー:オリーブ、タン、ブラック
二股ポール標準装備なので重いかも
他にオプションでフロントウォールのセットも選択可能。
BUNDOK|ソロティピーよりも一回り大きいサイズのティピー型テント、WAQ|Alpha TC DX。
こちらは広い居住空間があるため男性でも快適なおこもりキャンプを楽しむが出来ます。
また煙突穴もついているため薪ストーブをインストールすることも出来ます。
コットを使いやすくするためにインナーのサイズも余裕を持たせてくれている点もうれしいポイントですよね。
何よりWAQは日本発のブランドなので品質が高く安心です。
この大きさならデュオでも使うことが出来ますよ。
薪ストーブなどの暖房器具を使う際はインナーテントは使わず、必ず前後2ヶ所以上の換気をしてください。一酸化炭素チェッカーも必須です。
DOD|ムシャテント
サイズ:フライ/W290×D290×H183cm、インナー/W255×D133×H173cm、収納時/W53×D20×H20cm
重量:5.7kg
カラー:タン、カーキ、ブラック
キャノピーポール別売り
おしゃれキャンパー御用達のユニークブランドDOD|ムシャテント。
先ほどの2つは四角錐(ピラミッド型)でしたがこのムシャテントは五角錐の面白い形が特徴的。
この五角形により前室がとても広く、荷物が多い場合でも十分なスペースがあります。
ちょっとユニークなテントが欲しいと思っている方はアリかもしれませんよ。
tent-Mark DESIGNS|サーカスTC DX+
サイズ:W442×D420×H280cm、収納時/Φ27×63cm
重量:13.1kg
カラー:ベージュ、ダックグリーン
インナー別売り
tent-Mark DESIGNS|サーカスTC DX+は定番中の定番。
ソロでも使っている人が多い代表的なTCテントですが、デュオやファミリー(低学年のお子さんひとりくらいまでかな)でも大活躍です。
他にもパンダTCなどのソロティピーテントも人気で僕もナイロン製のパンダを愛用しています。
国内のテントブランドとしては超有名なので品質も申し分なし。
ソロでもハイコットを使いたい、広々した室内が欲しい、ストーブを置きたいなどの希望をすべて叶えてくれるのがサーカスTC DX+です。
デメリットは収納時のサイズと重量ですかね。車で行くならさほど問題ないですが。
BUNDOK|ソロベースEX
サイズ:フライ/W360×D190×H110cm、インナー/W190×D85×H100cm、収納時/W47×D24×H24cm
重量:5.2kg
カラー:カーキ、ベージュ
BUNDOK|ソロベースEXは野営やブッシュクラフトとの相性抜群のThe・無骨テントです。
ベテランキャンパーさんにユーザーが多い印象ですが、それだけ愛されているテントということですよね。
前面を跳ね上げて使うので基本的には地べたスタイルがおすすめですが低めの椅子なら使えます。
こちらはスカートつきのEXモデルですが、スカート不要ならソロベース無印も人気です。スカートがない分、EXよりも少し軽いので、その点も含めてチェックしてみるといいですよ。
ファミリーキャンプにおすすめのTCテント
次はファミリーキャンプでも使える大きめのTCテントをピックアップ。
TCじゃなくても大きくて重くなりやすく、設営も複雑になりやすいファミリーテント。。。
ここではとにかく設営が簡単なものに絞って紹介しますのでご安心くださいね。
ファミリーで使えるTCテントと言えば遊牧民が使っているような一軒家みたいな大型のコットンテントやグランピングで見るようなロッジ型のテントなどをイメージしますよね。
あのタイプは設営が難しいですし、車でもかなりのスペースを取るので基本的にはおすすめしません。
何より一人で設営するにはハードルが高いのでファミリーと言ってもパパさんが一人でササッとかっこよく設営するならここでおすすめするテントが良いと思います。
Soomloom|HAPI 4P+
サイズ:フライ/W450×D430×H280cm、インナー/W長辺300(短辺270)xD185×H190cm、収納時/W80×D25×H25cm
重量:15.8kg
カラー:ベージュ
まずはSoomloom|HAPI 4P+。
2Pというデュオタイプのサイズもありますが、こちらは4人用。
Soomloomの最大のメリットは価格で、4人で使えるTCテントがこの価格帯で買えるのはやはりハイコスパブランドSoomloomですよね。
インナーもついていますし、色々な張り方ができるので夏でも風通しよく快適に過ごすことが出来ますので1年中使えるファミリーテントだと思います。
ソロテントでも同じことが言えますが、同じくらいの大きさに見えても床面が四角形と五角形では感じる広さが段違いなので、重量や使うペグの数などのデメリットが許容できるのなら良い選択だと思います。
TOMOUNT|TCワンポールテント
サイズ:フライ/W400×D400×H280cm、収納時/W70×D25×H25cm
重量:16kg
カラー:カーキ
続いてTOMOUNT|TCワンポールテント。
TOMOUNT(トモウント)は中国のブランドですがAmazonではかなり見かけるようになってきました。
Soomloomなどと同じハイコスパブランドと分類しても差し支えないと考えています。
評価も高く、このサイズのテントではかなりリーズナブルな価格設定となっているので選択肢のひとつとしてもいいのではないでしょうか。
こちらは底面が八角形となっているため、四角形や五角形のワンポールテントに比べると、よりデッドスペースが少なくなるので荷物が多い時キャンプなどではかなり余裕のあるレイアウトにできるでしょう。
OneTigris|Northgaze
サイズ:フライ/W360×D360×H205cm、収納時/W45×D14×H14cm
重量:7.2kg
カラー:アーミーグリーン・ブラウン
インナー・跳ね上げポール別売り
OneTigrisもここ数年コアなファンが増えている無骨なブランドです。
Northgazeはワンティグリスのテントの中でも大型のテントでインナーは別売りとなっていますが、ぶっちゃけ専用のものを使う必要はないのでテンマクデザインなどの他メーカーのものを使えば問題ありません。
ただ4人用と記載されていますが4人だと狭いと思います。
大人2人、小さなお子さん2人ならなんとかというサイズ感なので大人だけのグループキャンプには不向きだと思います。
デュオキャンプならベストなサイズだと思いますので夫婦やカップルで使うならちょうどいいサイズ感なのでぜひチェックしてみてください。
WAQ|Alpha TCファミリー用
サイズ:フライ/W400×D400×H250cm、インナー/W380×D265×H185-190cm、収納時/W75×D31×H31cm
重量:16.5kg
カラー:タン
ソロ用でも登場したWAQからファミリー用も紹介します。
その名もAlpha TCファミリー用。
こちらも設営が簡単なワンポールタイプで広さも十分なTCテントです。
5人までという表記ですが大人4人が寝ころべるくらいのサイズ感なのでグループキャンプでも使える点がうれしいですね。
そして何よりもこの価格で買えるのにインナーテントも標準装備というのがぶっ飛んでます。
その分、重くはなりますがそれを許容できるのであればグルキャンプ向けTCテントとしては良い選択だと思いますよ。
tent-Mark DESIGNS|Alpha TCファミリー
サイズ:W547×D520×H350cm、収納時/W77×D30×H30cm
総重量:17.8kg
カラー:カーキ
インナー別売り
最後はtent-Mark DESIGNS|サーカスTC BIG+。
先ほど紹介したサーカスTC DXのもっと大きなサーカスです。
正直これより大きなワンポールTCテントを僕は知りません。
とにかくもっとデカいテントが知りたい!というニーズにお応えして紹介しておきたいと思いました。
インナーは別売りですが、専用のものでなくてもソロ用のメッシュインナーを各自で使っても大丈夫なくらい広いので色々なレイアウトが楽しめるのも魅力です。
また普通のサーカスTCにはない下部のベンチレーターもあるので夏でも通気性は抜群に保つことが出来ます。
広いリビングスペースを作れるようにサイドは広めに開放可能な点も魅力です。
ただめっちゃデカいので広いキャンプ場でも存在感が抜群ですし、サイトが小さいと張れない可能性もあるのでその点だけご注意ください。
TCテントの取り扱いについて
立てるだけでサイトの雰囲気をガラッと変えてくれるTCテントですが、ポリ・ナイロン製のテントよりもちょっとだけ取り扱いには注意が必要です。
なのでここではメンテナンス方法とカビ対策について軽く触れておきたいと思います。
詳しく知りたいという方はこちらの記事がおすすめなので合わせて読んでみてくださいね。
メンテナンス方法
メンテナンス方法と言っても難しいことは必要ありません。
とにかく「使ったら完全に乾かす」だけです。
TCテントに限らずですが、TC素材はとにかくカビが大敵です。
なのでTCテントやTCタープ、TCグランドシートなどは使ったら汚れを落としてとにかく完全に乾燥させることを徹底しましょう。
逆にそれさえできていればあとは気にしなくても大丈夫です。
あとは何度か使っていて水弾きが悪くなったなと感じたら「フッ素系防水スプレー」を使って撥水性を復活させましょう。
シリコン系は通気性が損なわれてしまうためフッ素系を使ってくださいね。
カビ対策
カビ対策については主に保管時に意識したいことですが、除湿剤を使って保管しておけば問題ありません。
その際、防カビ剤は使わないように注意が必要です。防カビ剤は強すぎるので生地にダメージがありますので、普通の乾燥剤が最適です。
また、メンテナンスをしっかりしていても湿度の高い日本にいる限り、どうしてもカビてしまうことはあります。
ですがそこまで心配することはなく、カビは中性洗剤で軽く拭きとるだけで落とすことが出来ます。
その際は強く擦らず丁寧に拭き取ることを意識してくださいね。
TCテントは気を遣う・・・と思われがちですが以上の点に注意すれば誰でも簡単に扱うことが出来ますので選択肢の一つに入れて入れてみてくださいね。
TCテントと相性の良いキャンプギア
せっかく風合い豊かなTCテントを使うならサイト全体をばっちり決めたい!と思いますよね。
なのでここではTCテントとの相性がいいアイテムをいくつか紹介してみたいと思います。
僕的には以下のアイテムがおすすめです。
- TCタープ
- 石油ストーブ
- 薪ストーブ
どれもTCテントの相性は抜群です。
夏は遮光性の高いTCタープが必須ですし、冬もストーブがあればおこもりキャンプが出来ますよ。
TCテントにはやっぱりTCタープ
TCタープはデイキャンプやBBQでも大活躍してくれるのでひとつ持っておいても損はありません。
ポリ・ナイロンタープよりも遮光性が高く通気性が良いので真夏でもしっかり太陽の光をカットしてくれるので濃い日陰を作り出すことが出来ます。
またポリ・ナイロン製タープだと熱がこもって暑くなりやすいですが、TCタープは通気性が高いので湿気もなく快適なスぺースを作ることが出来るのでめちゃくちゃおすすめです。
TCテントと合わせて使うならポールが2本必要になりますが、設営が簡単なヘキサタープがおすすめです。
タープだけでも使いたいならスクエア(正方形)やレクタ(長方形)もアリですよ。
石油ストーブ
冬のキャンプに欠かせない暖房器具の中でも扱いやすいのが石油ストーブです。
最大のメリットは家でも使える点です。
360度温めることが出来るレトロなビジュアルが魅力なアルパカストーブやアラジンが人気ですが、実家にあったような反射板がついているタイプもソロなら使いやすいです。
一度キャンプで使ってしまうとストーブなしでは冬キャン出来なくなるのがデメリットかも。
薪ストーブ
そしてやっぱり外せないのが薪ストーブです。
これは流石に家では使えませんが、あると一気に玄人感が出ます。
一酸化炭素中毒には十分すぎるほど注意しなければなりませんが、テントの中で使わなければそこまで心配する必要はありません。
意外と活躍してくれるのが夏のキャンプ。
え?!と思うかもしれませんが焚火はダイレクトに熱が来ますが薪ストーブならそこまで暑くならないので夏に焚火で料理するのは暑くて嫌だと思うなら薪ストーブで料理してみてください。
暑くて焚火なんかしてられないという夏でも、小窓から炎を眺めることが出来ますし料理も出来ます。
もちろん冬はかなり暖かいので通年通して使えるのが薪ストーブのメリットですよ。
まとめ:焚火との相性抜群のTCテントは無骨でおしゃれ!
TCテントは気を遣いそうと思っていた人もこれで意外とカンタンじゃんと思っていただけたかと思います。
一応僕なりの結論をまとめておきたいと思います。
ソロキャンプならDOD|ムシャテント。
やっぱり五角形のワンポールという点で広い前室に荷物をしまえるのが魅力です。
最悪雨でも広い室内でおこもりキャンプが出来ますし、人と被りにくいのがうれしいポイントです。
デュオキャンプならtent-Mark DESIGNS|サーカスTC DX+
ソロでも広々快適なキャンプができるのが魅力ですがデュオだと本当にジャストサイズです。
超人気のテントなのでリセールバリューが高く、使わなくなったら高く買い取って貰えるのも嬉しいポイントです。
ファミリー・グループキャンプならWAQ|Alpha TCファミリー用。
やっぱり日本ブランドの品質は安心で長く使えるのが最大の魅力ですし、この価格でインナーテントまでついているのはもう神過ぎます。
あとはサーカスTC BIG+だと流石にデカすぎるので(笑)
TCテントは重たくて嵩張りますが、夏は涼しく冬は暖かいので一年中快適なキャンプができるという点が最大のメリットだと思います。
真夏の暑いキャンプは嫌だ、真冬にキャンプなんて・・・と思っている人はぜひ使ってみてください!
最後まで読んでいただきありがとうございます。
当ブログではキャンプ初心者の「わからない」をやさしく解決!というテーマで発信しています。
なのでぜひ他の記事も読んでみてくださいね!
それでは!
コメント