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タク
TAKECAMP管理人
こんにちは。TAKECAMP管理人のタクと申します。キャンプが好きすぎてブログ書いています。基本的に秋冬のキャンプが大好物です。よろしくお願いします。

キャンプ歴:20年以上
年間宿泊数:20泊前後
スタイル:バックパック
好きなギア:ファイヤーボックスG2、UCOキャンドルランタン

冬キャンプにおすすめの底冷え対策【初心者必見】

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冬キャンプにおいて寒さ対策は非常に重要です。

特に地面からくる底冷え対策は特に意識したいポイントですね。

なぜならキャンプをしていて一番寒くなるのは寝ている時間帯だからです。

タク

寝ている時に地面からの底冷えで目が開いてしまうとそれ以降なかなか寝付けずに朝を迎えてしまうことは多いです。

なのでこの記事では冬キャンプの底冷え対策について詳しく解説していきますのでぜひ最後まで読んでみてください。

記事を読むことで底冷え対策の具体的な方法がわかりますので快適な冬キャンプを楽しむことができますよ。

記事内に出てくるマットやブランケットなどを活用してぜひ冬キャンプの底冷え対策を極めましょう。

この記事を書いている人

管理人:タク

年間20泊くらいしているキャンパー|最近はデイキャンプも楽しいと思っている|キャンプの他にも釣り・カメラと多趣味で困っている

よろしく!
目次

冬キャンプの底冷え対策はマットやシートが重要

冬のキャンプでは焚火やストーブなどで暖を取ることが多いと思いますが、それだけだと地面からの冷気・冷えを防ぐことは難しいです。

焚火中でも背中や地面から寒さを感じることが多くて、対策を考えた結果以下のアイテムを導入して底冷えを防ぐことが出来ています。

底冷え対策アイテム
  • グランドシート
  • 銀マット
  • フォールディングマット
  • ブランケット

これらのアイテムは焚火などの行動中だけでなく寝るときにも使うことが出来るので少ない荷物で日中と睡眠時の両方に対応できるという点がいいと思って使っています。

それぞれ敷く順番や役割を解説していきますね。

一番下にはグランドシート

まず一番下にはグランドシートです。

グランドシートはレジャーシートやテント用など様々なものがありますが、防水性・防湿性があればなんでも大丈夫です。

地面は乾いているように見えても意外と水分があるのでグランドシートを敷かないといつのまにかお尻や置いているものの底が湿ってきます。

なので晴れている日でもグランドシートは必須と考えた方がいいですね。

今は本当にいろいろなサイズのものがあって素材もポリエステルや帆布にワックスを塗り込んだものまで幅広いラインナップの中から選べますので自分のテントに合わせて選ぶとサイトに統一感がでますよ。

ちなみに100均のものもありますがあれは正直防湿性は低いのですぐにしみてきますのでしっかりしたものを選びたいですね。

個人的におすすめなのは『GEERTOP|グランドシート』です。

おすすめする理由は以下のとおり。

  • 豊富なサイズ展開
  • 8000mm相当の耐水性
  • 20Dナイロンで軽量設計

サイズ展開は表にまとめてみました。

スクロールできます
サイズ重量推奨人数
90 × 210160g1人
130 × 210190g2人
145 × 210210g3人
180 × 210280g4人
240 × 210355g5人
260 × 210390g6人
270 × 210450g7人

GEERTOPのグランドシートはキャンプ用グランドシートとしては非常に人気のアイテムです。

本当に軽くできているにも関わらず強い生地なので安心して使うことができます。

また耐水性も抜群で地面からの湿気は完全にシャットアウトしてくれますのでおすすめです。

カラーはグリーンとブラックがあるのでお好みでどうぞ。

体温を反射してくれる暖かい銀マット

グランドシートの上には銀マットがおすすめです。

銀マットは銀の面を上にして敷くと体の熱を反射して温かくなりますので底冷え対策では強い味方になってくれると思いますよ。

銀マットもいろいろな商品がありますがある程度クッション性があった方が地面のゴツゴツ感を軽減してくれるのでおすすめです。

また銀マットといってもただ敷くだけのタイプやアルミ蒸着がしてあるブランケットタイプのものなどいろいろな種類がありますが、僕がおすすめするのはブランケットタイプのもです。

これなら体に羽織って暖を取ることもできるのでキャンプ以外でも使えるからですね。

おすすめなのは『Grabber|オールウェザーブランケット』という高機能ブランケットでなんとあのNASAが開発しています。

もうそれだけで欲しくなりません?

もちろん機能性は抜群で体に巻いて使えば防風・防水・保温ができますし、グランドシートとして使うこともできます。

タープにも使えると書かれていますが正直それには小さいかなと思います。

シルバー面は体温の80%を反射すると書かれていますし、実際焚火の前で羽織ると暑いくらいです。

これをグランドシートの上に敷くと底冷え対策はより強力になりますよ。

ブランケットタイプでなくてもいいという方はホームセンターなどでも売っているちょっと厚手のアルミシートがおすすめですが、お風呂の蓋みたいにパタパタ畳むようなものはやめた方がいいです。

買うならレジャーシートみたいに小さく畳めるものでなければ持ち運びに困ります。

タク
タク

僕はファミリーキャンプでパタパタと畳む大きいタイプを買ったことがありますが、保管にも困りますし車でもかなり嵩張るので後悔しています笑

座布団代わりにフォールディングマット

グランドシートと銀マットを敷いても長時間座るにはまだまだ固さは感じます。

そこで使うのが座布団がわりのフォールディングマットです。僕は寝る時に使うフォールディングマットを半分に折って座布団として使うことが多いです。

タク

フォールディングマットはエアーマットやインフレーターマットと違って焚火の近くで使って火の粉が飛んできても使えなくなるなんてことはないのでガンガン使える点が気に入っています。

しかもこのフォールディングマットにもアルミ蒸着タイプがありますので寒さに弱い人はそういったものを選ぶとより快適性は高くなります。

寝るときはグランドシートの上に敷いた銀マットやアルミシートと一緒にテントの中に持って行ってシュラフの下に敷くという使い方をします。

これにより寝るときの底冷えも防ぐことが出来ます。寝ている時が一番気温も下がるので深夜から朝方にかけての気温を基準に寒さ対策を考えるようにしましょう。

チェアスタイルにはブランケット

地べたスタイルではなくチェアスタイルにはブランケットがおすすめです。

キャンプチェアは座面が薄いため下からの冷気は結構ダイレクトに伝わってきます。

なので毛布みたいなブランケットがあるだけでかなり冷気を遮断してくれるので底冷え対策には必須だと思います。

ブランケットは家にあるものでも大丈夫ですが焚火の近くで使うなら難燃素材で作られたものがいいと思います。穴が空いても気にしないのであればなんでもOKです。

無骨な雰囲気で人気のあるロスコのウールブランケットのようなミリタリー系のものも多いですが、個人的にはあまりおすすめしていません。

理由は重さと匂いです。あのタイプは難燃性を求めた作りとなっているため生地が重たく、2kg弱の重さがあります。

またレビューを見ていると油のような匂いがするというものが多く、ブランケットとしてイメージするものはかけ離れています。

僕はミリオタなので気にせず使うことがありますが、普通のキャンプではちょっとクセの強いアイテムなので普通のブランケットを選んだ方がいいと思います。

おすすめなのはGRIP SWAN|ファイヤープルーフブランケットですね。

表地がコットン、裏地がポリエステルとなっていて難燃性と保温性を両立しています。

またバックルがついているので腰や肩に巻いて留めることができるのでそのままチェアに座ったり、立ち上がったりしても地面に落ちることはありません。

タク
タク

まさにキャンプのために考えられたブランケットなんです。

マット・シート以外で有効な底冷え対策

グランドシートやマット類、ブランケット以外にも以下のような底冷え対策がキャンプでは有効です。

  • インナーシュラフ・アウターシュラフ
  • 機能性インナーレイヤー
  • メリノウール素材の靴下やルームシューズ
  • 貼るホッカイロ
  • 湯たんぽ

これらのアイテムを組み合わせることによって寒い日でもしっかりとした底冷え対策になり快適に冬キャンプを過ごすことができます。

それぞれ掘り下げて解説していきます。

インナーシュラフ・シュラフカバーでシュラフの性能アップ

まずは一番寒くなる就寝時の対策としてシュラフの性能をアップさせるというものです。

シュラフの性能が十分であれば特に必要ありませんが、3シーズン用のシュラフを冬でも使う場面ではかなり有効な方法です。

それはインナーシュラフ・シュラフカバーを使うというものです。

それぞれ文字通りシュラフの中に入れたり、シュラフの上に被せたりするもので、使うとシュラフの保温性能がアップします。

例えばシートゥサミットのサーモライトリアクターはシュラフの保温性を最大約8度向上(個人差あります)させるという性能があり、シリーズではもっと上の保温性能を発揮するものもあったります。

こういった機能的な表示がないものでも1枚中に入れるだけでかなり温かくなりますよ。

また冬に起きやすい結露対策としてシュラフカバーを使うことをおすすめします。

結露とは?

結露とはテントの外と中の温度差によってテントの内側に水滴ができてしまうことで、この水滴がシュラフに落ちてくるとシュラフの保温性能が下がる恐れがあります。

特にダウンシュラフを使っている場合は絶対に使った方がいいと思います。

ダウンシュラフは軽くてコンパクトになるので人気ですが濡れてしまうと保温性能が急激に下がります。なので冬キャンプでダウンシュラフを使う際はアウターシュラフは必須と言っていいでしょう。

機能性インナーレイヤー

商品リンク先では生地の厚さも選択できます。寒がりの人は厚めのものを選ぶといいですよ。

就寝時以外でも寒い冬のキャンプでは機能性インナーレイヤーが大活躍です。

ユニクロのヒートテックなどがそうですが、今は大体どの売り場でも同じような機能を持ったインナーが売られているので検討してみてはいかがでしょうか。

僕はワークマンのものを上下で揃えて使っていますが、インナーレイヤーで対策をしておくとそこまでごわつくミドルレイヤーを着る必要もなくなるので過ごしやすくなります。

寒がりの人はモンベルなどの登山系のインナーレイヤーなどを使っている人も多いようですね。

僕は寒さには強い方なのでそこまでの対策はしていませんが、それでもインナーレイヤーなしだときついかもしれません汗

この手のインナーを選ぶ際のポイントもまとめてみました。

  • あまり締め付けがな伸縮性に優れたものを選ぶ
  • 速乾性がいいものを選ぶ
  • 保温性が高いものを選ぶ
タク
タク

スポーツ用の様なコンプレッションインナーだと結構疲れるかもしれませんので注意してくださいね。

足元の冷えにはメリノウール素材の靴下・ルームシューズ

インナーレイヤーを着ていても足先の冷えは結構辛いです。なので厚手の靴下や機能性靴下をおすすめします。

中でもメリノウール素材の靴下がめちゃくちゃ暖かくておすすめです。足先の冷えは本当に辛いので靴下での対策も必須だと思います。まだ試していない方はぜひ厚手の靴下をGETしてみてください。

靴下以外にもルームシューズというアイテムもあります。

雨の日なんかはテント内で過ごすこともあるかと思いますが、インナーテントの中だと靴を脱いで過ごすことになります。

厚手の靴下を履いていても長時間靴を脱いでいるとやっぱり足から冷えを感じますが、そんな時にルームシューズがおすすめです。

コンパクトに収納できるので嵩張りませんし寝る時にも履いて寝ることで足先の冷えが軽減されるのでぜひチェックしてみてください。

ちなみにルームシューズはダウンで作られたものが暖かいのでいいと思います。ダウンと言ってもそこまで高いものでもありませんし、ダウンでないものと値段はそこまで変わりませんのでどうせならよりコンパクトに収納できるダウンシューズがいいと思います。

背中や足の裏に貼るホッカイロ

貼るホッカイロもあると便利です。

今は靴下の裏に貼る専用のものもありますので僕もどうしても寒い時はお世話になっていますがおすすめは桐灰のマグマです。

多分どのメーカーのカイロよりも暖かいので屋外で使うならこのくらいの威力は欲しいですね。

あと底冷え対策以外でも背中に貼ったりして寒さを凌いでいます。焚火に当たっていても背中や腰は寒いので先ほど紹介したブランケットを羽織りつつカイロで温めると非常に快適です。

タク
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注意点としては直接肌に貼らないようにしてください。低温やけどの危険がありますので。

シュラフの中には湯たんぽ

最後は就寝時の底冷え対策のひとつとして湯たんぽを使うというものです。

湯たんぽにはクリーンカンティーンのシングルウォールのステンレスボトルナルゲンのボトルなんかを代用する人も多く、僕もステンレスボトルにお湯を入れてそれをさらに厚手の靴下に入れて湯たんぽ代わりに使っています。

ステンレス系のボトルを直火で温めて使う際は絶対にシングルウォールのものを使ってください。ダブルウォール(二層構造)のものは破裂しますので火にかけないようにしましょう。

もちろん湯たんぽを使うのもありですが、朝にそのままコーヒーを沸かす際に早く沸くので便利です。厳冬期は水も凍るのでこうしてボトルを湯たんぽがわりに使うことで朝に使う水を確保できるというメリットもあります。

湯たんぽにはプラスチック製とステンレス製があり、ステンレス製のものは直火で温められるものもあるのでしっかり説明書きを読んだ上で使うようにしましょう。

また売れ筋は2.4Lのタイプなんですが、キャンプで水を2.4Lも用意できますか?

車を横付けできて大量に水を準備してあればいいですが駐車場から離れたサイトなんかだと結構大変な仕事になってしまいます。

もちろん容量が大きいものの方が暖かい時間が長くなるので嬉しいんですが、それだけ準備には苦労しますのでその辺りはしっかり考えた上で選びたいですね。

ちなみに僕は800mlのステンレスボトルなのでちょうどいいくらいです。

タク
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注意点として、湯たんぽやステンレスボトルで直火OKのものでも直火で温める際は蓋を絶対に外して火にかけるようにしてくださいね。熱膨張で湯たんぽが爆発しますので。

まとめ:冬キャンプは底冷え対策で一気に快適になる

冬キャンプの底冷えは対策しないと本当に冬キャンプが嫌いになりそうになります。

僕も初心者キャンパーだった頃、1月中旬にキャンプに行った時に結構舐めてかかった経験があり、寒くて寝るどころではありませんでした。

シュラフも春夏用のものでしたし、インナーも着ていませんでした。焚火があればなんとかなると甘く考えていたので朝になるまで震えながら後悔しましたね笑

なので冬キャンプにはそれ相応の対策をしてから出かけることで快適な1日になりますのでぜひ今回の記事を参考にしていただけたら嬉しいです。

底冷え以外の寒さ対策についてはこちらの記事がおすすめです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。このブログではキャンプ初心者の「わからない」を優しく解決!をテーマに発信しています。

ご興味があればぜひ他の記事も読んでみてくださいね。

それでは!

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