キャンプで使うランタンはオイルランタンやLEDランタンが人気でユーザーも多いですよね。
特に本物の炎で癒されたいという人はオイルランタンを使いたいけどオイルも持って行かなきゃいけないし、ランタンそのものが嵩張るし・・・と悩んでいるのではないでしょうか?
そんな人にはキャンドルランタンの『UCOキャンドルランタン』がおすすめです。
僕もキャンプには必ず持って行く1軍ギアなんですが、記事ではその理由も交えつつスペックやメリットなどを詳しく解説していきます。
記事を読めばUCOキャンドルランタンの魅力がさらに分かります!
もちろんデメリットもありますのでぜひ最後まで読んでみてくださいね。
UCOキャンドルランタンについて
使用時サイズ:16.5×直径5cm
収納時サイズ:10×直径5cm
重さ:180g
燃焼時間:約9時間
キャンドル1本付属
UCOキャンドルランタンはそのコンパクトな見た目とレトロな風合いでどんなサイトにもマッチする雰囲気アイテムとしても人気が高いギアです。
以下にスペックを掘り下げていきたいと思います。
UCOキャンドルランタンのスペック解説
どこにでも収納可能なサイズ
まずは大きさですがかなりコンパクトで、直径5cmなので缶コーヒーよりもスリムです。
そして収納時のサイズは10cmとこれまたコンパクトなので小さなサイドポケットにも入っちゃいます。
もちろん見た目の通り軽量ですし、ガラス(ホヤ)部分は内側に収納されているので割れる心配もありません。
よって持ち運びで困ることはないと思います。
燃焼時間はもうちょいある
燃焼時間が約9時間と書いてありますが、これはもう少し長いです。
もちろん気温などの環境にも左右されますが少なくとも僕が1年間くらい使い倒した中では10時間以下ということはありませんでした。
真冬の1月に使ったときは12時間燃焼してくれたこともあります。
冬場は早い時間から暗くなるので燃焼時間は長い方がいいですし、オイルと違って替えのキャンドルも軽量ですしボトルなどで持ち運ぶ必要もありませんから便利です。
替えのロウソクは別売り
UCOキャンドルランタンを購入すると1本はキャンドルが付属します。
替えのキャンドルは別売りとなっていて概ね800円くらいで3本セットとなっています。
オイルに比べると割高と感じるかもしれませんが僕は十分金額以上に楽させてもらっているので気になりませんかね。
UCOキャンドルランタンを実際に使った感想
実際に使ってみてどうだったかを書いていきます。
当然いいことばかりではないので忖度なしでメリット・デメリットを書いていきたいと思います。
メリット
まずはメリット。
- 軽量コンパクト
- 意外と明るい
- オイル漏れを気にする必要がない
- ガラス部分が収納されるため割れる心配が少ない
先ほど書いた点もありますが改めて解説していきます。
軽量コンパクト
スペック解説でも書きましたがマジでコンパクトさが他のランタンと比べてもダントツです。
オイルランタンやLEDランタンといくつか照明類は持っていますが、ゴールゼロなどのコンパクトLEDランタンほどではないにせよ、オイルランタンと比較すると一目瞭然です。
僕の基本スタイルはバックパックキャンプなのでどんなスペースでもすっぽり入ってしまうコンパクトさは非常に重宝しています。
意外と明るい
キャンドルランタンだからと侮るなかれ。
これが意外と明るいんです。
流石にオイルランタンの芯をめちゃめちゃ出したときと比べるとそこまでの明るさはありませんが、それでも小さなテーブルを照らすくらいなら十分です。
オイルランタンにしてもキャンドルランタンにしてもメインの照明と考えている人は少ないと思いますのでサブ照明としての明るさなら必要十分なのでご安心ください。
オイル漏れを気にする必要がない
あとはやっぱりオイル漏れを気にする必要がないのがめちゃくちゃいいです。
幸いにも今まで一度もオイルをこぼしたことはありませんが、それでも車や電車で移動中は常に気になりますし、万が一漏れたらニオイも気になります。
大切なギアにシミができるのも嫌ですがキャンドルランタンならそんなことを気にする必要ありませんのでおすすめですね。
ガラス部分が収納されるため割れる心配が少ない
ランタンである以上必ずついているホヤ部分。
多くの場合はガラスでできていますがUCOキャンドルランタンは収納時は内側に収まっているため外部からの衝撃で割れる心配が少ないです。
流石に外側の金属部分がへこむくらいの衝撃の時は割れるかもしれませんが、他の荷物と当たって割れてしまうなんてことはないと思います。
なのでぎゅうぎゅうに詰め込むようなバックパックキャンプでも外付けせずに中にしまえるので安心ですね。
デメリット
もちろんメリットだけではありません。
デメリットは以下の通り。
- ホヤについたロウの掃除がめんどくさい
- 専用ロウソクがちょっと高い
これらの点についても解説していきます。
ホヤについたロウの掃除がめんどくさい
ロウソクを使うのでもちろんロウが付きます。
通常お湯をかけて洗い流せば簡単にロウが溶けて落ちてくれますが問題はそのロウが溶けたお湯の処理です。
僕は過去、何を血迷ったのかシェラカップにお湯をためてそこにホヤを投入してロウを落としました。
結果、シェラカップには薄ーくロウがコーティングされ、繰り返しお湯で流しましたがなんか落ち切っていない感じがしてもうそのシェラカップは食べ物や飲み物を入れるのは・・・となりました。
最近知ったんですがドライヤーでロウを落とすという方法を知ってからはティッシュの上にホヤを置いて上からドライヤーで温風を当てるだけで済んでいます。これめちゃくちゃおすすめです。
専用ロウソクがちょっと高い
多分多くのユーザーにとって一番のネックになるのがこの専用ロウソクのコスパだと思います。
オイルランタンは灯油を使えば1回数十円という破格のコスパを実現できますが、UCOキャンドルランタンは100均のロウソクなどで代用できないので専用ロウソクを使うことになります。
サードパーティみたいにUCO以外から使えるロウソクはあるにはありますが正直燃焼時間が短いのでやめた方がいいです。
なのでUCOの専用ロウソクで考えてみるとオイルランタンよりは燃料に係るコストは高いかもしれませんね。
その分、他の利便性で使う価値を感じるならそこまで高いとは思いませんが、これは個人の好みに寄りますかね。
他のキャンドルランタンとの比較
キャンドルランタンのメリットは分かったけど、キャンドルランタンってUCOしかないの?と思いますよね。
もちろんUCO以外にもキャンドルランタンはあります。
ここではUCOを含め3つのキャンドルランタンを比較してみます。
- UCO|キャンドルランタン
- ロゴス|キャンドルランタン
- ギャレットウエイド|フォールディングキャンドルランタン
キャプテンスタッグやテンマクデザインからもキャンドルランタンは出ていますが炎が小さ過ぎて雰囲気アイテムとは言え実用性を考えるとUCOキャンドルラントンとは比較できないので除外しました。
以下に項目別で比較した表を作りました。
商品名 | UCO キャンドルランタン | ロゴス キャンドルランタン | ギャレットウエイド フォールディング ランタン |
サイズ | 16.5×直径5cm | 9.5×直径5.5cm | 21.8×12.2×11.1cm |
重量 | 180g | 80g | 508g |
素材 | ボディ:真鍮orアルミ ホヤ:ガラス | ボディ:アルミ ホヤ:ガラス | ボディ:真鍮 スクリーン:強化プラスチック |
燃焼時間 | 約9時間 | 約4時間 | |
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比較した結果、僕が感じた点は以下のとおりです。
- サイズ感は他のも良いけど燃焼時間では圧倒的にUCO
- ロマン感はギャレットウエイド、しかし値段が・・・
- コスパバランスはUCOがいいかな
一つひとつ掘り下げていきます。
サイズ感は他のも良いけど燃焼時間は圧倒的にUCO
コンパクトさで言えばロゴスがダントツだと思いますが、ロゴスのキャンドルは背が低く、燃焼4時間と割と短いです。
時間だと夕方につけたら就寝時間の前に交換しなければなりませんし、冬場は2回くらい交換が必要になります。
100均のキャンドルも使うことが出来ますので交換が苦ではないという人はいいかもしれませんが、僕はUCOを選びました。
ちなみにUCOにも同じタイプのミニランタンがありますが燃焼時間は同じく4時間です。
ロマン感はギャレットウエイド、しかし値段と重さが・・・
ギャレットウエイドのフォールディングランタンもロマン溢れるビジュアルですが、流石に値段が高過ぎますよね。
あとは素材の関係から重量が割とあるので軽量重視の僕としては500gを超えるとなるとやっぱりUCOに軍配でした。
ワンチャンもっと安く手に入ればアリではあるのですが・・・。
コスパバランスはUCOがいいかな
総合的に考えるとやっぱりUCOのキャンドルランタンがコスパバランスがいいかなと思っています。
替え芯が割高と感じるという声も多いのですが、オイル漏れに気を遣わなくていいので全然OKです。
正直コスパ最強となると100均のキャンドルも使えるロゴスが一番かと思いますが、見た目がUCOキャンドルランタンの方が個人的には好きだったのであとは好みの問題かなと思います。
UCOキャンドルランタンのオイル化・LED化について
UCOキャンドルランタンで検索するとオイル化やLED化といったカスタムもチラホラと出てくるので本記事でも少し解説したいと思います。
結論としてはキャンドルのまま使うのが個人的にはおすすめだと思っているのでその理由も解説しますね。
オイル化
オイル化については専用というわけではありませんが、何種類かUCOキャンドルランタンにセットできるオイルランタンが販売されています。
有名なのはブッシュクラフトインクのもので見た目も無骨でかっこいいです。
これは単体でも使えるのでUCOキャンドルランタンがないと使えないというわけではないのでこれはこれでかっこいいなと思えばチェックしてみてもいいかもしれません。
ただUCOキャンドルランタンをオイル化するとなると燃焼時間は4時間になり、補給用のオイルも持って行かなければならなくなるので本末転倒な気もします。
LED化
UCOキャンドルランタンをLED化するという工夫もあるにはありますが、多くの場合はゴールゼロというLEDランタンを中に入れて使うというものです。
ゴールゼロはゴールゼロで人気のLEDランタンで僕の場合はそれをメインランタンに使っているので、それをUCOキャンドルランタンの中にセットするというのはちょっと目的が良くわからなくなっちゃいますよね。
そもそも本物の炎のゆらぎで癒されたいのにLED化するというのは・・・
だったら初めからゴールゼロだけ持っておけばいいじゃんってなっちゃうのは僕だけでしょうか。
ゴールゼロとUCOキャンドルランタンのセットで持って行くのが僕的なベストです。
ゴールゼロのレビュー記事はこちら
【定番LEDランタン】ゴールゼロをレビュー|なぜ人気なのか?!種類ごとの特徴や類似品との差
個人的には専用ロウソクがおすすめ
オイルかもLED化も出来ないことはありません。
ただやっぱりそれをすることでUCOキャンドルランタンのメリットが失われてしまうので僕はそのままキャンドルランタンとして使うのが一番いいかなと思って使っています。
もちろんUCOキャンドルランタンだけの明るさだけでは心もとないのでゴールゼロをメインランタンとして持って行きます。
僕はソロキャンプならそのセットで十分なので今後もそのスタイルで楽しみたいと思っています。
料理・作業用にヘッドライトも持って行きますので照明類は3つですかね。
まとめ:UCOキャンドルランタンはコスパのいい雰囲気アイテム!
結論、UCOキャンドルランタンは非常にコスパの良い雰囲気アイテムです。
雰囲気アイテムとは言え実用十分な明るさもあるのでテーブル照明としては非常に優秀です。
キャンドルランタンなので倒すと消えてしまいますしホヤの内側にロウがついて掃除がめんどくさいですが、オイルランタンも倒すと燃え広がったりするのでその点キャンドルランタンは火が消える分、安全性は高いと思います。
ビジュアルもレトロ感があるのでサイトの雰囲気にぴったりですよ。
本物の炎のゆらぎに癒されたいけど、オイルランタンはオイルを持って行くのがな・・・と思っているキャンパーには本当におすすめだと思います。
ぜひチェックしてみてください。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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