テントの下に敷くグランドシートについては「テントについているインナーがあるじゃん」「100均のものじゃだめなの?」といったように様々な意見や考え方がありますよね。
僕も同じように思っていましたし実際にしばらく100均のもので代用していました。
タープ泊をするようになってちゃんとしたグランドシートを使ってみたいと思うようになり、試しにgeertopのグランドシートを使ってみたところ180度考えが変わりました。
そこで本記事ではテントにグランドシートは必要であるというスタンスで記事を書いています。
理由として以下の点を挙げています。
- 汚れを防ぐことが出来る
- テントを傷から守ってくれる
- 雨や湿気から守ってくれる
本文ではこれらの点をより詳しく解説していますのでぜひ読んでみてくださいね。
記事内ではおすすめのグランドシートも少しだけ紹介していますのでそちらもお楽しみに!
テントの下にグランドシートが必要な理由
先ほど挙げた理由をもう一度おさらいです。
- 汚れを防ぐことが出来る
- テントを傷から守ってくれる
- 雨や湿気から守ってくれる
これらの理由は考えてみれば当たり前ですが、それらを分かったうえでグランドシートを使わないという人も多かったりします。
僕としては失敗談もあり、その点を踏まえて同じような失敗をしてほしくないという願いも込めて記事にしました。
まずは一つひとつの理由について掘り下げていきますね。
理由その①:テントの汚れを防ぐことが出来る
まずは当たり前ですが地面に直接テントを設営するよりも、グランドシートを敷いてから設営した方がテントが汚れるのを防ぐことが出来ます。
キャンプ場は芝生のサイトも多いですが芝生の上でも意外と土がつきますし、前のキャンパーさんが気づかずに残してしまったゴミなどが付着することがあります。
僕は前のキャンパーさんがこぼしたと思われる焼き肉のたれの上にインナーテントを直で設営してしまったことがあります・・・。
特に寝床になる面は一晩中自分の体重がかかるため、寝返りを打ったりすると以外に土や砂、ゴミなどが底面に刷り込まれることになります。
家に帰ってから洗うとしても結構頑固な汚れとなっているので割と苦戦します。
そうならないようにあらかじめグランドシートを敷いておけばわざわざ乾きにくいテントを洗うよりもグランドシートを洗えば済むのでキャンプ後のケアが楽になります。
理由その②:テントを傷から守ってくれる
グランドシートはテントを汚れからだけでなく、傷になるのも防いでくれます。
キャンプ場は場所によっては設営場所が砂利になっていたり、木の根が広がっていたりするケースが多いです。
そういった場所でテントを直に設営すると底面が傷ついてしまうことがあります。
最悪の場合、穴が空いてしまうこともありますし、使わなくなってテントを売却したりする際にも傷があると査定が下がってしまいます。
あとでグランドシートを敷いておけばよかったと後悔するくらいならはじめからグランドシートを敷いておくことをおすすめします。
理由その③:テントを雨や湿気から守ってくれる
キャンプ場は標高の高い場所にあることも多く、天気が変わりやすいという特徴があります。
急に雨が降ってくると地面はあっという間にぐちゃぐちゃになるのでそうした場所にテントを設営しなければならないケースも意外と多いです。
そんな時にグランドシートを1枚敷くだけで泥の上に直接テントを設営しなくても良くなるので助かりますね。
また設営した後に雨が降ってくるパターンもあり、強めな雨だとテントの周りから浸水してくることもありますが、耐水性の強いグランドシートならそんな場面でも浸水をかなり軽減してくれるのでおすすめですよ。
また雨が降らなくても地面からの湿気をシャットアウトしてくれる効果もあるので、テント内の湿度が抑えられ、結果的に結露を防いでくれるという意外な効果もあるんです。
寒い時期なんかでは特に結露しやすいため、防水性の高いグランドシートがあればかなり抑えられます。
結露はダウン製品の天敵なので冬場は注意したいですね。
テントにおすすめのグランドシート
グランドシートの必要性や役割は分かったけど、どんなものを選べばいいのかわからないという方向けに定番のグランドシートを紹介しますね。
ベテランキャンパーさんも使っているグランドシートばかりなのでどれを選んでも間違いないと思いますし、実際に僕も使っているものもありますのでぜひチェックしてみてください。
3つのうち上の2つは四角形のタイプで最後の1つはヘキサ型(六角形)と八角形のタイプです。
いずれもサイズ展開が豊富なので自分のテントに合ったサイズを選ぶことができます。
テントの下に敷くグランドシートのサイズはテント底面よりも少しだけ小さなものを選ぶようにしましょう。
理由はテント底面よりも大きいと雨が降った際、テントとグランドシートの間に水が入り込んでしまうためです。
そうなるとせっかくのグランドシートも意味がなくなってしまうので、グランドシートはテント底面よりもちょっと小さめがベストと覚えておいてくださいね。
それぞれ詳細を記載していきますのでチェックしてみてください。
GEETOP|グランドシート
- サイズは7種類:210×90〜270cm
- 重量:160g〜450g
- 色:グリーン・ブラック
- 素材:20Dナイロン
- 耐水圧:8,000mm
もはやこれさえあれば最強レベルのグランドシートです。
なんといってもこれだけ軽いのにも関わらず傷に強く耐水圧8,000mmという脅威のスペックをもっています。
なので収納サイズも非常にコンパクトなのでバックパックに入れてもまったく荷物にならないのが嬉しいです。
僕もバックパックキャンパーなので重宝してます。ちなみにサイズはソロなので一番小さいやつを使ってます。
かっこいいおすすめのテントをまとめた記事で紹介しているテントには体大対応しているのでぜひチェックしてみてください。
210×90cmと一人寝てちょうどいいくらいのサイズです。フォールディングマットを敷いてもしっかり余白ができるのでタープ泊でも蚊帳の下に敷いて使ってます。
商品ページで使用人数目安が記載してありますが、正直参考になりませんので実際のサイズを想定して選ぶといいですよ。
AKASOOM|グランドシート
- サイズは4種類:S〜XL 140×180cm〜220×280cm
- 重量:186g〜445g
- 色:グレー・ブラック
- 素材:20Dナイロン
- 耐水圧:8,000mm
GEERTOPのものよりももう少し正方形寄りの形がいいなと思う人はこちらがおすすめです。
GEERTOPのグランドシートは一辺が210cm固定でサイズ展開しているのに対して、こちらはある程度バランスを考えて縦×横が変化していますので割と広く対応するのはこちらかなと思います。
耐水圧は同じ8,000mmあるのでしっかり浸水を防いでくれます。
素材も薄さも変わりませんので重さも同じような数値となっているので形の好みで選ぶといいでしょう。
Amazon限定ブランド|六角・八角グランドシート
- 六角サイズ:M220×260cm〜XL325×370cm
- 八角サイズ:L350×385cm〜XL380×380cm
- 重量:480g〜1.28kg
- 色:グリーン
- 素材:210Dオックスフォードクロス生地
- 耐水圧:2,000mm
最後は六角形と八角形のタイプのグランドシートです。
意外とテント底面が四角ではなく六角形・八角形のタイプもあったりしてそのグランドシートを探している人は多いかと思います。
Amazon限定ブランドではありますが、サイズ展開も豊富なのでOgawaやDODのテントのグランドシートに使っているというレビューが多くみられました。
フロアレステントのグランドシートとして使う人もいるみたいですね。
生地は先ほどの2つと異なり210Dとかなり厚手なので安心感はあります。
耐水圧は2,000mmなのでそこだけは劣りますが問題ないレベルだと思います。
まとめ:テントにグランドシートはメリットしかない
結論はテントの下にはグランドシートを敷くことをおすすめします。
長く大切に使いたいテント。
砂利や草木の根っこでも傷がつくのでどんな地面でもテント底面を守ってくれること間違いなしです。
また地面からの湿気を遮断してくれるのでテント内の結露もしにくくなるというメリットも冬キャンプでは嬉しいポイントだと思いますのでぜひテントの下にはグランドシートを敷いてみてくださいね。
おすすめのテントも知りたいという人はこちらの記事もおすすめです。
最後まで読んでいただきありがとうございます。このブログではキャンプ初心者の「わからない」を優しく解決!をテーマに発信しています。
ぜひ他の記事も読んでいただけると嬉しいです。
それでは!
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