- ベルモントってどこの国のメーカー?
- 鉄板なんかどれでも一緒でしょ?
- 厚すぎるのは重たいからちょっと嫌だな
キャンプで肉を焼くとなると必ず必要になるのが鉄板です。
キャンプ用の鉄板といえば芸人のヒロシさんが愛用しているNo.164(ヒロシ)の鉄板が気になりますよね。
僕も買いたかったんですけど常に売り切れでして・・・。
そこでちょうど良い鉄板ないかなと探していたらベルモント|山専ソロ鉄板に出会いました。
ベルモントは日本のメーカーで焚火台のTABIやUL 火バサミが超人気商品です。
その高品質な製品を作るベルモントが鉄板?!ということで気になって購入してみました。
そこで本記事ではこのベルモントの鉄板と他社の鉄板を比較しつつ、実際に使った感想などを交えて徹底レビューしていきたいと思います。
記事を読めばソロキャンプの鉄板選びで困っている人も、美味しい肉を焼きたい人もきっと納得のいく鉄板選びができるよ思います。
ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
ベルモントの鉄板について
ベルモントは1999年に新潟県燕三条で創業された企業です。
何より創業者の山井さんが筋金入りのアウトドア好きということで製品にかける熱量も凄まじく、独創的だけど使いやすくずっと使える道具を作り続けています。
そんなベルモントが手がける鉄板もこだわりが感じられるものばかりで、ラインナップは以下のとおりとなっています。
- 極厚鉄板
- 極厚鉄板ミニ
- 山専ソロ鉄板
いずれの鉄板も「黒皮鉄板」で作られています。
極厚鉄板・極厚鉄板ミニの2つは鉄板の厚みが6mmとかなりの肉厚鉄板となっていて山専ソロ鉄板が3.2mmです。
山専ソロ鉄板のスペック解説
本記事のメインとして紹介する「山専ソロ鉄板」についてスペックを見ながら特徴を解説していきますね。
僕が感じた特徴は以下の3つ。
- ちょうど良いサイズと厚み
- ハンドルも軽量設計
- 付属の収納袋が優秀
山専ソロ鉄板は「山頂でステーキを食べよう」というコンセプトで作られているため3.2mmという絶妙な厚さで鉄板の中では軽量設計となっています。
サイズ感も手頃でソロ鉄板というネーミングの通りステーキ1枚を焼くのにちょうどいいサイズ。
ハンドルも登山に持って行くことを考えて軽量に作られていますが、しっかり焦げを取るためのヘラの役割も担ってくれます。
さらに収納袋も秀逸でメスティンを一緒に固定することが出来ます。
これが意外に便利でハンドルも一緒にスタッキングして持って行くことが出来きました。
この様に鉄板というとどうしても重たい道具というイメージがある中で、バックパックキャンプや登山にも持って行きやすいようにベルモントのこだわりが感じられる商品になっているわけです。
山専ソロ鉄板を実際に使った感想(メリット・デメリット)
まずはこれをご覧ください。
先日のキャンプで実際にこれでカルビを焼いてみました。
やっぱり網で焼くのとは違ってジューシーに仕上がりますし、直火焼きではなく鉄の蓄熱性のお陰で中までしっとり焼きあがって本当に美味しかったです。
網だと表面だけ一瞬で焼けてしまって中まで火が通るころには表面はパサパサに・・・。
改めて肉を美味しく焼くためには鉄板だなと痛感しましたね。
次に実際に僕が購入して使ってみた感想を交えながらメリット・デメリットを解説していきます。
はじめにざっとまとめると以下のような感じです。
- 比較的軽量
- 横向きで使える
- メスティンとの相性が良い
- ソロでしか使えない
- 焚火で使うなら五徳が必要
それぞれ掘り下げていきます。
山専ソロ鉄板を使うメリット
まずはメリットから。
メリット①:比較的軽量
鉄板は重くなりやすいギアの一つで厚みがあればあるほど重量も比例して重くなっていきます。
実際同じベルモントの鉄板も他の2つは6mmという厚みがあるため重たいです。
男の僕でもずっしりと感じるくらいなので女性キャンパーが扱うにはちょっと苦しいかもしれません。
その点ソロ鉄板は3.2mmという絶妙な厚みで食材への熱伝導と軽量というメリットを両立しています。
メリット②:横向きで使える
鉄板の多くは縦向きにグリップがつくように設計されているかと思いますが、ベルモントのソロ鉄板は長辺にグリップを挿し込む穴が空いているので横向きで使うようになっています。
これの何が良いかと言うと鉄板を持ち上げたり移動させたりする際の重心が手前にくるのでより軽く扱うことができるんです。
これは実際に使ってみないとイメージできないかもしれませんが、例えるなら長方形の金属板を持つときに短辺を持ち上げるより、長辺で持ち上げた方が軽く感じるのと同じ理屈です。
これによって鉄板の扱いが楽になります。
メリット③:メスティンとの相性が良い
ソロ鉄板の収納袋にはメスティンを固定できるベルトがついています。
これが意外と便利でダイソーメスティンのような1合サイズからトランギアメスティンのような一般的なサイズまで対応しているのでお好みのメスティンを固定して一緒に持ってくことができますよ。
ラージメスティン(2合サイズ)はちょっと厳しいかもしれませんのでご注意ください。
山専ソロ鉄板を使うデメリット
もちろんメリットだけではありません。
デメリットもしっかり解説しますね。
デメリット①:ソロでしか使えない
これは買う前にわかっていることなのですが、やっぱりサイズは名前の通りソロ用です。
デュオでもちょっと小さいのでおすすめはしません。
ただソロ鉄板に限らず、この手の鉄板は基本ソロ用と割り切って使うのがいいと思います。
複数人で使う鉄板を探しているのならマルチグリドルがおすすめですよ。
デメリット②:焚火で使うなら五徳が必要
焚火で調理するのに使う場合、直接焚べてある薪の上に乗せて使うと油が滴って急に大きな炎になる場合があるので注意が必要です。
それに鉄板の縁がちょっと上がっているとはいえ、不安定な焚火の上に直乗せするのは調理がしにくいと思いますので五徳を使って安定感のある状態にして調理するようにした方がいいと思います。
五徳と言っても焚火台についているものを代用していもいいですし、ちょうど良いのがなければこんな感じのものでも大丈夫です。
他社鉄板とのスペック比較
次に僕がベルモント|山専ソロ鉄板を購入するにあたって、実際に比較した他社の売れ筋ソロキャンプ向け鉄板をピックアップしてまとめてみました。
比較した鉄板はこちらです。
ベルモント 山専ソロ鉄板 | 冒険用品 ヨコザワテッパン | FUTURE FOX 鉄板 | |
---|---|---|---|
サイズ | 幅 170mm 奥行 170mm 高さ 6mm | 幅 200mm 奥行 150mm 高さ 4.5mm | 幅 170mm 奥行 170mm 高さ 200mm |
厚さ | 3.2mm | 4.5mm | 4.5mm |
重量 | 410g | 1kg | 1.3kg |
性能B | 黒皮鉄板 | 合金鋼 | 鉄 |
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まず鉄板を探すにあたっての条件は以下のような感じです。
- 日本製
- ソロで使う
- なるべく軽量がいい
やっぱり鉄板やクッカーといった料理に使うものは最終的には口に入れるものなので日本製が安心かなと思っています。
その上でソロにぴったりのサイズ感でなるべく軽量なものが良いと思って検索しました。
一般的に鉄板というと6mmくらいの厚さが主流らしいのですが、当然重量もヘビー級です。
バックパックでキャンプに行きたい僕としてはちょっとそこまでの重さは嫌だなと思って厚さよりも軽量さを優先したました。
そこで浮かび上がったのがこの3枚の鉄板です。
ベルモント|山専ソロ鉄板が最強だと思った理由
最終的にベルモントの鉄板を選んだのは軽さが決め手でした。
ヨコザワテッパンの無骨なビジュアルに惹かれましたし、FUTURE FOXのフチありの鉄板もいろんな料理に使えそうだなとも思いましたが、やっぱり一つの道具で1kgを超える重量というのは僕の中ではちょっと・・・。
ということで最終的にベルモントの鉄板を選んだというわけです。
もちろんそのくらいの重さなら問題ないよという方はフチありのFUTURE FOXの鉄板が一番使いやすいかなと思いますよ。
ヨコザワテッパンは見た通り本当に1枚の鉄の板なので斜めにしなくても油は垂れますしソースを使った料理は出来ません。本当にただ肉を焼くだけのために作られた鉄板という感じです。
でもこの無骨なビジュアルは本当にやばいですよね。
まとめ:山専ソロ鉄板はソロキャンプにぴったりの最強軽量鉄板だ!
結論は見出しの通り、山専ソロ鉄板はソロキャンプにおすすめの鉄板だと言えます。
僕も本当に買ってよかったギアだと思っていますし、これからも長い付き合いになると思っています。
実は家のベランダでもSOTOのST-310とこのソロ鉄板を使ってたまにビールを飲みながらベランピングを楽しんでます。
軽くて手軽なのでどこにでも持って行くことが出来るという点が魅力で、ツーリングキャンプや自転車キャンプはもちろん、徒歩キャンプやデイキャンプでも大活躍ですよ。
そこまで高価なものでもないので鉄板が気になっている方はぜひチェックしてみて下さいね。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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それでは!
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