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タク
TAKECAMP管理人
こんにちは。TAKECAMP管理人のタクと申します。キャンプが好きすぎてブログ書いています。基本的に秋冬のキャンプが大好物です。よろしくお願いします。

キャンプ歴:20年以上
年間宿泊数:20泊前後
スタイル:バックパック
好きなギア:ファイヤーボックスG2、UCOキャンドルランタン

【完全保存版】簡単で美味しいキャンプ飯15選!調理のポイントやおすすめの熱源・クッカーも!

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  • キャンプで一番困るのが料理なんだよね・・・
  • 普段料理しないからキャンプだと不安・・・
  • 簡単で美味しいキャンプ飯を教えて!

こんにちはタク(X:@takecamp_jp)です。

キャンプの楽しみといえば焚き火とキャンプ飯!でも普段料理をしない人にとって、キャンプで料理をするなんてなかなかハードル高いですよね。

ご安心ください。僕も家ではまったく料理をしませんがキャンプだと自分好みの料理を作って楽しんでいます。そこで本記事では料理が苦手な人でも簡単に作れるキャンプ飯をいくつか紹介していきます。

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まず僕のおすすめはこちら。

  • 王道のステーキ
  • キャンプといえばカレー
  • 種類が豊富なパスタ
  • 簡単おつまみちくわユッケ

これだけでも覚えたら現地についてからの昼食、そしてメインの夕食と晩酌のおつまみ、そして翌朝の朝ごはんがカバーできちゃいます。あとは普段料理をしない人のためにもあるあるやコツなども解説しますのでぜひブックマークをして見返してみてください。

こんな感じでわかりやすく解説していきますのでぜひ最後まで読んでみてくださいね。

この記事を書いた人

TAKECAMP(テイクキャンプ)管理人:タク

タップできる目次

簡単キャンプ飯のジャンル

一概にキャンプ飯と言っても様々なジャンルがありますよね。

他にも魚介系や揚げ物系などがありますが、本記事は料理が苦手な人でも簡単に作れるキャンプ飯というテーマで書いていますのでそれらの料理はまた別の記事でまとめたいと思います。

キャンプ飯の王道「肉料理」

まずはキャンプ飯の王道と言える「肉料理」

僕が好きなのは以下のメニュー。

  • ステーキ
  • 関西風すき焼き
  • 豚キムチ炒め

焼いてスパイスかけるだけ「ステーキ」

レシピ・必要なもの

  • 肉(牛・豚・鶏お好みで)
  • 油(牛脂がおすすめ)
  • スパイス(のちほど紹介)
  • 鉄板もしくはフライパン

作り方

  1. 鉄板を熱する
  2. 油を引く(牛脂なら旨味倍増)
  3. 肉を両面焼く(焼き加減はお好みで)

僕が一番やるのがステーキです。

スーパーやお肉屋さんで買った肉を鉄板で焼くだけですから本当に誰でも簡単に作ることができます。それにキャンプブームによって種類も豊富なスパイスをかければ立派なキャンプ飯・ステーキの完成です。

下味をつけてから焼いてもいいですし、焼きあがるタイミングでスパイスをかけても美味しいです。あまり難しく考えなくても絶対美味しいのでぜひチャレンジしてみてね。

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にんにくを一緒に焼くとおいしさ倍増です!

注意点

豚肉・鶏肉を焼く場合はしっかり火が通っているか確認しましょう!

焼きながらタレをかけるだけ「関西風すき焼き」

レシピ・必要なもの

  • すき焼き用肉(バラ肉でもOK)
  • すき焼きのタレ
  • 長ねぎ
  • 白菜
  • 鉄板・もしくはフライパン

作り方

  1. 鉄板を熱する
  2. 牛脂をひく
  3. 肉や具材を焼きながらタレをかける

僕は静岡県民なのですき焼きと言えば鍋で煮るようなイメージが強いんですが、関西風はどちらかと言うと焼くイメージです。そもそもすき「焼き」ですからそっちが本来の形なのかも?

画像はすき焼き鍋で作っていますが、この方法ならわざわざ大鍋を用意する必要もありませんし、鉄板でも作ることができます。食べ終わったあとも割り下もないので鉄板を洗うだけでOK。マルチグリドルがあればより作りやすいかもしれませんね。

タレは市販のものを使えばOKですが自作したいという人は以下のレシピを参考にしてみてください。

  • 醤油…100ml
  • みりん…100ml
  • 酒…100ml
  • 砂糖…大さじ2〜3(お好みで調整)

醤油・みりん・酒を1:1:1で割って砂糖で味を整えるだけです。酒も火にかければアルコールは飛びますのでそこまで気にする必要はありません。

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気温の高い時期に生卵で食べる場合は十分ご注意くださいね。

一緒に炒めるだけ「豚キムチ炒め」

レシピ・必要なもの

  • 豚肉(バラ肉)
  • キムチ(市販のものでOK)
  • ごま油(フライパンにひく程度)
  • とろけるチーズ(おすすめ)
  • 鉄板・もしくはフライパン

作り方

  1. 鉄板を熱する
  2. ごま油をひく
  3. 肉を炒める
  4. 肉に火が通ってきたらキムチを入れる
  5. 少し炒めたらチーズを投入しとろけさせる

これが本当にご飯に合うんですよ。もちろんお酒にもピッタリなので覚えておいて損はありません。自宅で作るときは青ねぎとか砂糖とかを入れることもあるでしょうが、キャンプ飯なのでこれでOKなんです。

とろけるチーズに絡めた豚肉とキムチは最高ですよ。やべえ食いたくなってきた。

意外と簡単「煮込み料理」

次は煮込み料理。

煮込み料理は難しいイメージがありますがやってみると意外と簡単に作れるメニューもあるんです。

  • カレー
  • ポトフ
  • 牛すじ煮込み

レトルトでも十分美味しい「カレー」

レシピ・必要なもの

  • カレールー(市販のものでOK)
  • 肉(牛コマ・豚バラ・鶏ももお好みで)
  • じゃがいも・にんじん・玉ねぎ(カット野菜ミックスでOK)
  • サラダ油
  • 鍋か底の深いクッカー

作り方

  1. 鍋に油を熱して肉を軽く炒める
  2. カット野菜を加えて全体を炒める
  3. 水を入れて沸騰させる(アクも取る)
  4. 弱火にして10分くらい煮込む
  5. 火を止めてカレールーを入れる
  6. ルーが溶けたら弱火にして5分煮込む

カレーは手間暇がかかるイメージですが、キャンプなのでそんなに本格的な作り方じゃなくても全然OK。焼くだけのメニューに比べれば多少工程は増えますが料理が苦手な人でも割とハードルの低いメニューの一つです。

もちろんレトルトカレーを湯煎するだけでも全然OK。失敗しようがないので絶対に美味しいカレーができますよ。最近ではご当地カレーもたくさんあるので、キャンプの贅沢としてプチプラカレーを持っていく人も多いです。

放置系煮込み料理「ポトフ」

レシピ・必要なもの

  • ウインナー(ソーセージでもOK)
  • じゃがいも・にんじん・玉ねぎ(カット野菜ミックスでOK)
  • キャベツ(食べやすいサイズにカット)
  • コンソメキューブ
  • 塩・こしょう
  • 鍋か底の深いクッカー

作り方

  1. 鍋に水とコンソメを入れて火にかける
  2. 野菜を全部入れて10〜15分煮る
  3. ウインナーを加えさらに5分煮込む
  4. 味見をしてから塩こしょうで整えて完成

ポトフと聞くと伝統的な家庭料理というイメージがあるかと思いますが作り方はめちゃくちゃ簡単です。

放置系煮込み料理と勝手に呼んでいますが、本当に具材を入れて煮込むだけでできちゃうのでキャンプには非常におすすめ。しかもアレンジしやすい料理で、トマト缶をいれて洋風にしたり、牛乳を入れてクリームポトフ、チーズをトッピングしればコクうまポトフに早変わり。味変して楽しむのもアリですよ。

意外と作れちゃう「牛筋煮込み」

レシピ・必要なもの

  • 下処理済み牛すじ肉(冷凍でも缶詰でもOK)
  • 大根(いちょう切りがおすすめ)
  • こんにゃく(手かスプーンでちぎるとGood)
  • しょうが(チューブでOK)
  • だし汁(水+だしの素でOK)
  • 醤油3:みりん2:砂糖1
  • 酒…大さじ2
  • 鍋か底の深いクッカー

作り方

  1. 鍋にだし汁を入れ、牛すじ・大根・こんにゃく・しょうがを入れる
  2. 醤油・みりん・砂糖・酒を入れて中火にかける
  3. 煮立ってきたら弱火にして20~30分コトコト煮込む
  4. 味が染みたら完成

下処理が大変そうというイメージがある牛すじ煮込みですが、下処理済みの牛すじ肉を使えば大幅時短ができます

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業務スーパーの角切り牛すじが使いやすくておすすめ。

お好みでごぼうやにんじんを入れてもおいしいですが最初は牛すじと大根だけも十分おいしく作ることができます。仕上げにねぎと七味をかければ優勝です。ご飯との相性だけでなくおつまみとしても鉄板メニューなのでぜひチャレンジしてみてください。

豊富なレパートリー「パスタ系」

パスタは本当にいろいろな種類があるのでおすすめです。

  • ペペロンチーノ
  • ミートソーススパゲッティ
  • ボンゴレビアンコ

パスタ系のメニューを作るときに、茹で汁をどうするのか問題があります。

僕の場合は茹で汁も捨てずにスープにして飲んじゃうことが多いです。間違ってもその辺に捨てるなんてことは絶対にしてはいけません。流しがあるキャンプ場なら水を出しながら一緒に流すこともできるかもしれませんが(キャンプ場に確認すること)、区画サイトやフリーサイトでは近くに共同の流しがない場合も多いので、コーンスープの素やクラムチャウダーの素といったとろみのあるスープ系にすると相性抜群です。

簡単にして王道「ペペロンチーノ」

レシピ・必要なもの

  • パスタ(早ゆでタイプがおすすめ)
  • オリーブオイル
  • にんにく(チューブでOK)
  • 鷹の爪(輪切り)
  • 塩(パスタを茹でるときに使う)
  • 鍋とフライパン

作り方

  1. 鍋でお湯を沸かし、塩を加えてパスタを茹でる
  2. フライパンにオリーブオイルを入れ、弱火でにんにくと鷹の爪を炒める
  3. 茹で上がったパスタを加え、炒め合わせる
  4. 塩で味を調え完成(お好みでパセリ)

ペペロンチーノは一番簡単に作れるパスタ料理だと思います。レシピではにんにくはチューブでOKと書いてありますが、もともと具材の少ないパスタメニューなのでできれば本物のにんにくを薄くスライスして鷹の爪と一緒に炒めたいですね。

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ほかにも具材が欲しいときは厚切りベーコンを鷹の爪と一緒に炒めるのがおすすめです。

レトルトで十分美味しい「ミートソーススパゲッティ」

レシピ・必要なもの

  • パスタ(早ゆでタイプがおすすめ)
  • レトルトミートソース
  • オリーブオイル
  • 塩(パスタを茹でるときに使う)
  • 粉チーズ・パセリ

作り方

  1. 鍋でお湯を沸かし、塩を入れてパスタを茹でる
  2. レトルトミートソースを袋ごと湯せん、または鍋で温める
  3. 茹で上がったパスタにオリーブオイルを絡めて器に盛る
  4. 温めたミートソースをかけ、粉チーズをかければ完成

ミートソースはレトルトがおすすめです。レトルトを使わない場合でもそこまで難しいメニューではありませんが、用意するものや工程が割と多いので料理が苦手な人にはおすすめできません。

レトルトでも十分おいしいですし、湯せんではなくレトルトを鍋にあけて赤ワインを加えて温めたりするだけで一気に味に深みがでるのでアレンジして食べるのがおすすめ。 

簡単なのに本格派ぶれる「ボンゴレビアンコ」

レシピ・必要なもの

  • パスタ(早ゆでタイプがおすすめ)
  • あさり(冷凍むきあさりでOK)
  • オリーブオイル
  • にんにく(チューブでOK)
  • 白ワイン(なければ酒でOK)
  • 塩(パスタを茹でるときに使う)
  • 黒こしょう・パセリ
  • 鍋とフライパン

作り方

  1. 鍋にお湯を沸かし、塩を入れてパスタを茹でる
  2. フライパンにオリーブオイルを温め、にんにくを弱火で炒めて香りを出す
  3. あさりと白ワインを加えて蓋をして蒸す。(冷凍あさりならそのままでOK)
  4. あさりの口が開いたら茹でたパスタを加える
  5. 茹で汁を少し加えて全体を絡める
  6. 仕上げに黒こしょう・パセリをかけて完成

ボンゴレビアンコは魚介系パスタの代表格。これ作れたらめちゃくちゃカッコイイです。バターを入れるとコクがアップしておいしさもパワーアップします。

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トマト缶を加えるとボンゴレロッソというパスタに変わるので覚えておくとレパートリーが増えますよ。

お酒のお供「おつまみ系」

この記事を読んでいる人の多くが知りたいであろうおつまみ系。

  • アヒージョ
  • じゃがバター
  • ちくわユッケ

キャンプおつまみの定番「アヒージョ」

レシピ・必要なもの

  • オリーブオイル(具材がひたひたになるくらい)
  • にんにく(本物がおすすめ)
  • 鷹の爪(輪切り)
  • 具材(お好みで食べるだけ)
    • エビ(冷凍でOK)
    • たこ
    • ほたて
    • ベーコン
    • きのこ(マッシュルーム・エリンギなど)
    • ソーセージ
    • ブロッコリー
    • チーズ
    • じゃがいも
  • バゲット(オイルに浸して食べる)
  • 深型クッカーもしくはスキレット

作り方

  1. スキレットや深型クッカーにオリーブオイルを入れて弱火で加熱
  2. ニンニクと鷹の爪を入れて香りを出す
  3. 好きな具材を入れて弱火~中火で5~10分くらい煮込む
  4. 火が通ったら完成(お好みで塩や黒こしょう)

アヒージョはキャンプでは定番のおつまみです。

オリーブオイルににんいくと鷹の爪、お好みの具材を入れて煮込むだけなのでめちゃ簡単に作れます。残ったオイルにパスタを絡めればペペロンチーノみたいに食べられるので一石二鳥です。ビールとの相性抜群なのでぜひチャレンジしてみてください。

失敗なし誰でもおいしい「じゃがバター」

レシピ・必要なもの

  • じゃがいも
  • バター
  • 塩こしょう
  • アルミホイル
  • キッチンペーパー

作り方

  1. じゃがいもを良く洗い、濡らしたキッチンペーパーに包む
  2. その上からアルミホイルでさらに包む
  3. 焚き火(熾火にしてから)の中に入れて30~40分ほど蒸し焼きにする
  4. 火が通ったら半分に割ってバターを入れる

家ならレンチンで作れちゃいますが、キャンプでも焚き火に放り込むだけで簡単に作れます。嫌いな人はいないんじゃないかという鉄板メニューなのでこれもぜひやってみてください。

おつまみなので極力工程減らしたいですもんね。あとはビールで流し込めば優勝です。

焚き火をしない場合は水を1cmくらい張ったフライパンなどで蓋をして弱~中火で蒸してください。

コスパ最強の刺客「ちくわユッケ」

レシピ・必要なもの

  • ちくわ(食べれるだけ)
  • 卵黄(白身あってもOK)
  • 焼肉のタレ
  • ごま油
  • いりごま
  • 小ねぎ
  • 刻みのり
  • シェラカップもしくは器

作り方

  1. ちくわを薄く輪切りにする
  2. 器にちくわ・焼肉のタレ・ごま油を入れて和える
  3. 中央に卵黄を落とす
  4. 仕上げにいりごま・小ねぎ・刻みのりを散らして完成

これ全員覚えてください。マジで鉄板でおすすめのおつまみです。

めちゃくちゃコスパもいいですしごま油が食欲をそそります。ビールでもハイボールでもなんでも合いますので家でも良く作ります。

卵も勿体無いので白身もそのまま使ってますけど問題なく美味しいです。白身を使う場合は溶き卵にしてからかけた方がいいと思います。

食後の楽しみ「デザート系」

最後は食後のデザート編。

  • 焼きマシュマロ(スモア)
  • バナナチョコ
  • チョコフォンデュ

キャンプデザートの王様「焼きマシュマロ(スモア)」

レシピ・必要なもの

  • マシュマロ(大きめがおすすめ)
  • 板チョコ
  • クラッカー(またはビスケット)
  • 串(100均などで売っているステンレス製のものがおすすめ)

作り方

  1. マシュマロを串に刺し、焚き火や炭火で表面をこんがり焼く
  2. 焼けたマシュマロをクラッカーに乗せその上に板チョコを置く
  3. もう一枚のクラッカーでサンドすれば完成

大人も子供もみんな大好き焼きマシュマロ。

焼いたマシュマロをそのまま食べてもいいし、クラッカーに挟んでスモアにしてもいい。ファミキャンでも子供と一緒に作ることができるメニューなので喜ばれます。ぜひ作ってみてください。クラッカーの他にオレオやチョコチップクッキーでも美味しいですよ。

簡単なのにめちゃうま「バナナチョコ」

レシピ・必要なもの

  • バナナ
  • 板チョコ
  • バター
  • お好み具材(マシュマロ・ナッツ・シナモン)

作り方

  1. バナナを皮ごと縦に切り込みを入れる(ホットドッグみたいに)
  2. 切り込みにチョコとバターを詰める
  3. 皮ごと焚き火に入れる(熾火にしてから)
  4. チョコが溶ければ完成

バナナチョコもキャンプでは定番のデザートメニューです。

ぶっちゃけバナナと板チョコだけでもめちゃくちゃうまいです。僕も普段作る時はバナナに切り込みを入れて板チョコを挟んで焚き火に突っ込むだけ。

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トロトロに溶けたチョコと柔らかくなったバナナが絶妙に絡んでトビます。

みんな大好き「チョコフォンデュ」

レシピ・必要なもの

  • 板チョコ
  • 生クリーム
  • 具材
    • いちご・バナナ・りんご
    • マシュマロ
    • クラッカーやカステラ
  • 鍋・スキレット
  • 串(木製でもOK)

作り方

  1. 鍋やスキレットに生クリームを入れて弱火で温める
  2. 板チョコを割って入れ、ゆっくり溶かす
  3. チョコが溶けたら串に刺した具材を絡めて完成

これは大人も子供もみんな大好きなデザートですよね。

家でやっても楽しいですしクリスマスなんかにもピッタリのデザート。キャンプでも絶対に盛り上がるデザート兼レクリエーションのようなメニューです。

料理が苦手な人がキャンプで困るあるある

普段料理をしない人がキャンプ飯を作るときに困るであろうあるあるを例に挙げてみます。

  • そもそもお米の炊き方が分からない
  • 食材をどの順番で加熱すればいいのかわからない
  • 季節ごとの旬な食材が分からない

こんなところではないでしょうか。大丈夫です。僕もです。

そもそもお米の炊き方が分からない

そもそも普段料理をしない人にとって、まず立ちはだかるのがお米の炊き方ではないでしょうか。

キャンプブームとともにメスティンとかアルミクッカーで簡単に炊飯ができるということが広く認知されたとはいえ、キャンプ後発組にとってみればいまさら聞けないことの一つ。

炊飯の手順は以下のとおり。

  • メスティンまたはアルミクッカーお米を入れ水に浸す(1合に対して水200ml、30分以上)
  • 強火にかけて沸騰して蓋から湯気が出始めたら弱火にする
  • 湯気が出なくなったら火からおろして10分蒸らす

これだけです。

ポイントは水の量と火にかける前にお米に十分水を吸わせることです。これさえ忘れなければOK。水の量はお米に対して1.2~1.3倍、ざっくり1合に対して200mlと覚えておくといいですね。

おすすめは固形燃料で調理する方法。これならほったらかしで勝手に火が消えるまで待つだけ。その間におかずを調理することができるので一つ持っていくといいでしょう。

ただYouTubeなどで調べても実際にできるかどうか不安という人もいると思います。そこで強い味方になってくれるのがサトウのごはんや登山者ご用達のアルファ米です。サトウのごはんはご存じレンジでチンするだけで食べられるご飯のことで、キャンプでは湯せんすればおいしく食べることができます。

アルファ米は炊いたご飯の水分を取り除いたもので、お湯を入れるだけで食べられるようになる災害時にもあると助かる画期的なご飯。

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ご飯さえうまく炊ければキャンプ飯は8割成功と言っても過言ではありません。(マジです)

材料をどの順番で加熱すればいいのか分からない

うまくご飯が炊けたとして、次に困るのがどの順番で調理すればいいのかわからない問題。

つまり肉と野菜、どっちから炒めればいいのか。

これも簡単です。

  • 肉が先、野菜が後
  • 肉には下味をつけておく(塩コショウ)
  • 調味料は最後(先に入れると水分が抜けやすい)
  • 野菜は火が通りにくいものから(根野菜→葉野菜)

これだけです。

煮込み料理の場合はちょっと順番が変わります。

  • 根野菜・鶏肉など火の通りにくいもの
  • 葉野菜
  • 牛肉・豚肉(先に下茹でしておいても可)

ぶっちゃけ一人分なら逆でも問題ないです。大人数の分つくるときは野菜から火にかけたりすることもありますがキャンプならそこまで気にすることありません。

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鶏肉や豚肉などしっかり火を通しておかないといけない食材さえ気をつければOKです。

季節ごとの旬な食材が分からない

せっかくのキャンプ飯なら旬の食材を食べたい!けどいまって何が旬?普段料理をしない人あるあるの最後は旬の食材が分からない問題です。

比較的扱いが簡単なおすすめの旬食材は以下のとおりです。

  • 春:山菜(タラの芽、ふきのうとう、ぜんまい)、たけのこ、春キャベツ、新玉ねぎ、アスパラガス、新じゃがいも
  • 夏:トマト、とうもろこし、なす、ズッキーニ、きゅうり、枝豆
  • 秋:きのこ類(しいたけ、エリンギ、まいたけ、しめじ)、さつまいも
  • 冬:白菜、水菜、大根、ブロッコリー、ほうれん草、長ねぎ

この辺の食材ならキャンプ場に行くときにスーパーで買うことができます。特別な調理法じゃなくても料理に使えるのでおすすめです。

料理が苦手でも失敗しないコツ

次に料理が苦手でも失敗しないコツも抑えておきましょう。

  • 調味料は万能調味料を使う
  • 少ないクッカーでできるものを作る
  • 下ごしらえは家で済ませておく

調味料は万能調味料を使う

料理の成功・失敗のほとんどは味付けで決まると思いませんか?

おいしければ多少見た目はアレでも食べられますからね。そこで味付けで失敗しないために積極的に使いたいのが万能調味料です。

  • スパイス
  • めんつゆ
  • 焼肉のたれ

このあたりを使えばまず失敗は少なくなるでしょう。ぶっちゃけ僕もスパイスでごまかしてますし。

キャンプブームとともにこだわりのスパイスもかなりの種類が登場していますのでいくつかご紹介します。

これらのスパイスはどれを使っても間違いないおいしさです。肉を焼いて振りかければもうそれで完成です。やばいです。

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肉だけでなく野菜でも魚でもどんなものにかけてもおいしいのでぜひひとつ手に入れてみてください。

少ないクッカーでできるものを作る

料理に慣れていない人にとって、いろいろなクッカーを同時に操るなんて芸当は無理です。

僕もやることはほとんどありません。基本的に炊飯はメスティンかアルミクッカーでやるんですが、あとはメインのおかずをフライパンで焼くか、煮込むかして作る料理をチョイスすることが多いです。

  • ステーキ
  • カレー(レトルトでもOK)
  • ビーフシチュー(レトルトでもOK)
  • ポトフ

このあたりは誰でも簡単に作ることができると思います。

コンビニやスーパーで売っているパウチに入ったおでんもクッカーに移して火にかけるだけで絶対に失敗しないので良くやります。あとはローソンのホルモン鍋も絶品なので絶対一度は食べてください。

調理は焚き火台でやってもいいですし、シングルバーナーを使っても良いと思います。慣れていない人はシングルバーナーを使った方が火力調整がしやすいのでおすすめです。

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僕もSOTO ST-310などのシングルバーナーを使うこともあります。

下ごしらえは家で済ませておく

キャンプ場での調理をより簡単にするためには家で下ごしらえを済ませておくのも一つの方法です。

例えば焼き鳥を串に刺しておくとか、野菜をカットしてジップロックにまとめておくといったことをしておくだけで、現場での調理がスムーズになります。

特に夕食を作るときは暗い中で調理することになるので細かい作業はやっておいた方が無難です。

餃子を焼くだけにして持っていくのもめちゃくちゃおすすめ。あとは油をひいて焼くだけでOKなので非常に簡単です。冷凍食品の餃子でも良いんですけどやっぱり手作りの方がおいしいですからね。

キャンプでの料理に必要な熱源とクッカー

最後に本記事で紹介したキャンプ飯を作るときにあると便利な熱源やクッカーを紹介していきたいと思います。

おすすめの熱源

おすすめのクッカー

ド定番シングルバーナー『SOTO ST-310』

まずはキャンパーならすでに持っているという人も多いSOTO ST-310。

軽量コンパクトで自宅用カセットコンロと同じガス缶(CB缶)で使えるという手軽さがいいですよね。もちろん僕も使っているシングルバーナーで、冬でも火力が安定するマイクロレギュレーター搭載という実はかなり優秀なバーナーなんです。

マイクロレギュレーターってなに?

ガスバーナーに搭載されている小型の圧力調整機能。ガスボンベ内の圧力を一定に保つことで、どんな環境下でも安定した火力が出せるようになります。ガスボンベは寒い地域や気圧の低い場所(山など)だと火力が弱くなってしまうことがありますが、マイクロレギュレーターが搭載されているバーナーなら安定火力が出せるという画期的な仕組みです。

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実際に僕は真冬のキャンプが大好きでST-310を使っていますがちゃんと火力が安定しますよ。

どんな料理もお任せ『タフまるシリーズ』

上記は最新モデルのXGというタイプ。五徳がより使いやすくなっているのでチェック。

家庭用カセットコンロに風防がついたタフまる(Jr=ジュニアも人気)。

アウトドアライクなビジュアルもカッコイイ信頼のイワタニ製なのがポイント。タフまるはその名のとおり耐荷重20kgという強靭さを備えていて重たいダッチオーブンなんかも安全に使うことができます。ソロキャンプなら一回り小さいタフまるJr(耐荷重10kg)がおすすめで、一日中何かを作りながら飲んだくれるならこれ一択です。

ほったらかし炊飯には固形燃料『エスビットポケットストーブ』

先ほど紹介した2つはメインの調理に使うとして、その間に固形燃料でご飯を炊くのがおすすめ。

火力調節しなくても良いころ合いに火が弱くなっていくので固形燃料はほったらかし炊飯にぴったりの熱源です。

風に弱い点がデメリットですが、まわりを風防で囲めばまったく問題なく使うことができるので一つ持っておくと災害時なども安心です。

キャンプクッカーの決定版『トランギア|メスティン』

キャンプで使うクッカーと言えばこれを思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。

ご飯の炊飯から焼き料理・炒め料理・煮込み料理なんでもできる万能クッカー。蓋がフライパンにもなりますし深型なので揚げ物にも使うことができますよ。

サイズも1合サイズから1.5合、2合までと幅広く揃っているので用途に合わせて選んでください。

焦げ付きにくいフライパンが神『トランギア|ミニトランギア』

僕の一番のお気に入りがトランギアミニセット。

丁度いいサイズのアルミパン(鍋)とノンスティック加工(焦げ付きにくい処理)が施された蓋、中にはトランギアのアルコールバーナーと五徳がセットになったクッカーセットです。

これも炊飯や炒め物から煮込みまでなんでもできる無骨でカッコいいクッカーなんですよねー。

レビュー記事もあるので興味がある人は読んでみてください。

アウトドア料理の新定番『JHQ|マルチグリドル』

これがあれば大抵の料理は作ることができる万能調理器具。

軽量で焦げ付きにくいのがポイントで後片付けが楽々なので嬉しい。浅めの中華鍋のような形をしているので焼き物から煮物までなんでもござれ。ファミリーキャンプでもソロでもこれ一つあれば何でも作ることができますよ。

まとめ:まずは簡単なメニューから挑戦してみよう!

まとめです。

簡単キャンプ飯

肉料理
  • ステーキ
  • 関西風すき焼き
  • 豚キムチ炒め
煮込み料理
  • カレー
  • ポトフ
  • 牛すじ煮込み
パスタ
  • ペペロンチーノ
  • ミートソーススパゲッティ
  • ボンゴレビアンコ
おつまみ
  • アヒージョ
  • じゃがバター
  • ちくわユッケ
デザート
  • 焼きマシュマロ(スモア)
  • バナナチョコ
  • チョコフォンデュ

キャンプ飯のポイント

  • ご飯は固形燃料でほったらかし炊飯がGood
  • 熱源は焚き火よりもシングルバーナーかコンロを使おう
  • 焼く順番は「肉→野菜」
  • 煮込む順番は火が通りにくいものから「根野菜・鶏肉→葉野菜・牛肉、豚肉」
  • 万能調味料で失敗を減らそう
  • アウトドアスパイスはマスト

ぶっちゃけお湯を沸かしてカップラーメンを食べるだけでも良いんです。

僕もキャンプ地についたらまず、お湯を沸かしてカレーヌードルを食べるのが好きです。カップラーメンだろうが、外で火を起こして作るご飯は格別なのでデイキャンプでもいいからぜひチャレンジしてみてください。なんならベランダでも楽しいですよ。

今回紹介した簡単キャンプ飯は本当に誰でも簡単に作ることができておいしいメニューばかりですが、個人的には肉を焼いてスパイスかけるだけのステーキが一番おすすめです。焼き加減だけですから。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

当ブログではキャンプ初心者の「わからない」を優しく解決!というテーマで発信をしています。

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