インスタグラムでたまに見かける「アルミコンテナカスタム」。
パカっと開いておもむろにコーヒーセットを取り出してテーブルに変形、自分だけの基地で自分だけの楽しみ方をする。
キャンパーなら一度はやってみたいと思ったことありますよね。
本記事ではアルミコンテナカスタムのやり方やおすすめのキットなど、憧れの秘密基地を作るお手伝いになるような情報をお届けできればと思います。
僕もずっとアルミコンテナカスタムをやってみたくて色々とコンテナを物色していました。

ですが、僕は軽自動車に乗っているのであまり大きいとトランクスペースに入らない・・・。
そんな時に見つけたのがスタンレーのランチボックス。
これがコンパクトでソロで使うにはちょうどいい大きさで人気の商品なのでカスタムパーツも充実。まさに僕にピッタリのボックスでした。
本記事では一般的なアルミコンテナのカスタムと併せて僕のカスタムも紹介していきたいと思いますのでぜひ参考にしてみてください。
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アルミコンテナカスタムについて【メリットと注意点】
アルミコンテナカスタムは冒頭で説明したとおり市販のアルミコンテナを自分好みにカスタムして楽しむ遊びです。
アルミコンテナでなくてもプラ系の収納ボックスやコンパクトなスタンレーランチボックスで楽しんでいる人も多くいますので自分なりにベースとなるコンテナを選ぶといいでしょう。
コンテナカスタムのメリットは以下のとおり。
- 自分だけの秘密基地が作れる
- 荷物の持ち運びがしやすくなる
- デイキャンプとの相性抜群
- ベランダキャンプも楽しめる



ほかにも色々なメリットがあると思いますが、僕が思うのはこのあたりですかね。
メリット①:自分だけの秘密基地が作れる
まずはなんといってもこれ。
コンテナカスタムを愛する人の多くは自分だけのこだわりで秘密基地みたいなことが楽しめるというのが一番多いと思います。
実際に僕もこれが一番の理由です。
Instagramを見ていると流れてくるのを見たことがある人は多いと思いますが、ふたを開いてテーブル仕様にし、そのうえでコーヒーを沸かしたりキャンプ飯を作ったりするあれです。
本当に人によって様々なカスタムを楽しんでいて見ているだけで楽しめますよね。



僕の場合はミニマルな装備が好きなのでスタンレーランチボックスという10L弱のサイズを使っていて、これなら軽自動車で出かけるときもスペースを圧迫することなく楽しむことができます。
メリット②:荷物の持ち運びがしやすくなる
アルミコンテナはそもそも収納ボックスです。
なのでカスタムのパーツだけでなく、いろいろな道具をしまって持ち運ぶことができます。
サイズにもよりますが、カスタムで使うもの以外も一緒に詰め込んで運ぶことができるので一石二鳥。
中には再度にもハンドルがついているものもあるので片手で運ぶこともできて、一つはカスタム用、一つは他の荷物用に使うといった使い方もできちゃいます。



アルミコンテナはインテリアとしても優秀で無機質で無骨なビジュアルが部屋の中でも良いアクセントになってくれるのでおすすめですよ。
メリット③:デイキャンプ(日帰り)との相性抜群
コンテナカスタムは荷物の持ち運びが楽になるだけでなく、日帰りで楽しむデイキャンプとの相性も抜群で、車でちょっと海に出かけて浜辺に降りてカップ麺やコーヒーを楽しんで帰るだけなんて遊び方も簡単にできちゃいます。
僕も仕事やほかの趣味で忙しいときはちょっと息抜きに川に出かけてコーヒーを飲んで帰るだけという遊び方をしていますが、コンテナ一つ持っていくだけなので行くときも帰ってきたからも楽々。
時間に余裕があるときはちょっとしたキャンプ飯を作ったりして外でのランチを楽しんだりもできますし、目的に合わせてカスタムを変えればいろいろな楽しみ方ができるのでめちゃくちゃ楽しいです。



そんなわけでアルミコンテナカスタムはアウトドアをより身近にしてくれる遊びだと思ってます。
メリット④:ベランダキャンプも楽しめる
デイキャンプとまでいかなくても、自宅にベランダあれば窓から一歩出れば秘密基地遊びが楽しめるのもコンテナカスタムの良いところ。
自宅で作業中、ちょっと行き詰ったなと感じたらベランダでコンテナを広げてリラックスタイムを満喫できます。
真夏は暑くて厳しいですが、春や秋などはめちゃくちゃ快適なプライベート空間を簡単に作ることができますよ。



いつも飲んでいるコーヒーをただベランダで飲むだけですが、これがかなりの気分転換になるので作業が捗ること間違いなしです。
コンテナカスタムの注意点
いいことづくめのアルミコンテナカスタムですが、自分に合ったカスタムをするためにはいくつかの注意点があります。
- コンテナのサイズ感
- コンテナの素材
- カスタムパーツの充実度
これらのポイントを深掘りしていきますね。
ポイント①:コンテナのサイズ感
まずは何といってもコンテナのサイズ感です。
自分がどんなカスタムを楽しみたいのかをちゃんと考えてからサイズを選ぶと失敗が少ないと思います。
キャンプに持っていって長時間その前で作業したりキャンプ飯を作ったりするなら大きめのサイズが良いですが、車に積むとほかのものが詰めなくなってしまうなど、サイズを選ぶうえでの注意点をしっかり考慮したうえで自分の環境にあったサイズを選ぶようにしましょう。
ポイント②:コンテナの素材をチェック
アルミコンテナであれば文字通りアルミなのでどんな用途にも使えますが、プラスチックのコンテナは熱いものを置いたりすると溶けてしまうので注意が必要です。
また、テーブルにするパーツも木製か金属製を選べば熱くなったクッカーやスキレットなどを置くことができますし、調理の際にアルコールストーブやシングルバーナーを気兼ねなく使えるのでおすすめです。



プラスチック製は軽量で安価というメリットはありますが、長く使っていくなら耐久性の面も考慮してアルミコンテナ一択ですね。
ポイント③:カスタムパーツの充実度
最後は意外な盲点になりますが、探してみると市販されているカスタムパーツの多くはブランド専用のものが多いです。
定番のアルミコンテナにも使えるものも多いため、そこまで神経質にならなくても大丈夫ですが、所謂シンデレラフィットを望んでいてる場合はアルミコンテナとパーツのブランドを合わせて考えると失敗のない選択ができると思います。
ただそういったセットになるとガレージブランドのような量産体制が整っていないブランドが多いので価格は跳ね上がります。なのでコストを抑えるなら基本自分で取り付けるDIYを選択した方が良いですね。



DIYが苦手な人もできる簡単な作業で取り付け可能なのでご安心ください。
アルミコンテナカスタムはどんな人におすすめ?
アルミコンテナカスタムの概要がわかったところで実際にどんな人におすすめなのかをチェックしていきましょう。
僕的には以下のような人はドはまりできると思います。
- 昔秘密基地を作ったことがある人
- DIYが好きな人
- デイキャンプを始めたいと思っている人
- コーヒーが好きな人
- ちょっと息抜きしたい人
世代にもよりますが僕が子供のころはまだスマホやYouTubeなんでありませんでしたので、外で遊ぶことが多かったように記憶しています。
その中で男子なら多かれ少なかれ一度はやる遊びに「秘密基地」づくりがありました。
海岸にある小さな洞窟や川沿いの草むら、家の裏など人目につかないスペースを見つけては自分だけの空間を作って遊んでいました。
今思えば川沿いの基地は雨の増水などで危なかったとゾッとしますが、ベニヤ板や座布団、水筒やゲームなどを持ち込んで暗くなるまでチマチマ遊んでいたことを思い出します。
(やってること今と変わってなくね?)
あとはDIYが好きな人は市販されているパーツだけでなく100均やホームセンターで材料を買ってきて本当に自分だけのカスタムをして楽しんでいます。
上手くできたときなんかニヤニヤが止まらないので周囲の人から変な目で見られますがそんなの関係ありません。
また、一泊で行くキャンプだとなかなか行けないって人は日帰りのデイキャンプがおすすめというのは別の記事でも書いていますが、そんなときにアルミコンテナカスタムがめちゃくちゃハマります。
ただ現地に行って焚き火して帰るだけじゃもったいないのでコンテナカスタムを持っていってちょっと贅沢なコーヒータイムを満喫したりするだけでも同じ時間の充実度が格段に違いますよ。



ちなみに僕は全部当てはまってます(笑)
定番のカスタムパーツ
アルミコンテナをカスタムしてく際に使うパーツをいくつか紹介します。
ここでは比較的定番のパーツをピックアップしたのである程度参考になると思います。
まずは定番のテーブルキット
どんなカスタムをするにしても必ず必要なのがテーブルになるパーツ。
アルミ製・木製が主な素材となっており、熱くなったものを載せても大丈夫なようになっています。
板状のものもあれば軽量化やビジュアルを重視した網状タイプもあり、中にはシングルバーナーをインストールできるものもあるので自分の用途に合わせて選べば楽しみ方も広がります。



まずはスタンダードな木製タイプがビジュアル面・機能面でもおすすめです。
裏蓋には有孔ボードを取り付け
そしてパカッと開いた蓋の裏側には有孔ボードでいろいろな小物をセット。
LEDランタンやナイフなどのツールをバンドで止めてすっきり整理できます。
有孔ボードの取り付けは100均のグルーガンでもいいですし、磁石を使ってもOK。
粘着式のフックを使って結束バンドで留めるだけの人もいたりして色々な方法があります。



僕も部屋の壁とかは粘着フックを貼って、フックと有孔ボードを結束バンドで留める方法を採用しているので本当に誰でも簡単にできますよ。ぜひチャレンジしてみてね。
ランタンハンガーで夜も安心
Amazonや楽天などではクランプ式のランタンハンガーも売っていたりしますのでそれをコンテナの縁に取り付ければランタンやLEDライトを引っ掛けて使うことができます。
これで暗くなっても照明を使えるのでキャンプ中も困ることはありません。
ランタンハンガーも色々な使い方ができて、ランタン以外に蚊取り線香や炭バサミ・トングなどちょっとした小物を引っ掛けて置けるので座ったまま色々なギアを整理することができます。
おすすめなのはコンテナにしまえる連結タイプがいいです。



伸縮式でもコンテナサイズによっては長さがあって入らないということもあるので収納時の長さはちゃんとチェックするようにしたいですね。
シングルバーナーカスタムで本格キャンプ飯も
一番最初に解説したテーブルパーツ。
シングルバーナーをインストールできるものもあると書きましたが、特におすすめなのはOD缶を使うタイプのバーナー。
プリムスやSOTOの製品がコンパクトで機能的なのでおすすめです。
OD缶もミニサイズを使えば小さなサイズのコンテナでも邪魔になりませんし、僕のスタンレーランチボックスにもすっぽり収まります。



アルコールストーブの扱いに慣れていない人はOD缶のシングルバーナーがおすすめです。
カスタムにおすすめのアルミコンテナ
素材やサイズ感などいろいろなものがあるのでまずは定番人気のコンテナから紹介していきますね。
ダルトンアルミコンテナ コンボイ2
まずは定番人気、アルミコンテナの代名詞とも言えるダルトンのコンボイ2。
コンテナカスタムをしている人であれば憧れのブランドなので価格も20,000円前後とかなり高額ですが、一生使えるほどの強度を誇っているので長く使いたい人にはおすすめのコンテナ。
価格からして使っている人は少ないと思いますのでコンテナカスタムを楽しむ人から見たら注目されること間違いなしです。



同じサイズなら複数重ねても良いようにフタにひっかかりがあり安定感も抜群です。
チャムス アルミコンテナ
オールシルバーだとちょっと無骨すぎるかなと思う人には赤いパーツが目を引くチャムスのアルミコンテナがおすすめです。
チャムスのかわいらしいデザインが特徴的で機能性も問題なし。(値段は可愛くないけど・・・)



このデザインならインテリアとしても使えるので家の中でもキャンプでも鮮やかな赤が映えますよ。
フィールドア アルミコンテナ
アルミコンテナの中でもかなりリーズナブルな商品。
実際に一番売れているのではないでしょうか。一番小さいサイズなら1万円以下で購入できてしまうのでコンテナカスタムの入門としてはぴったり。



高価なブランドのものとは違って防水性などは期待できませんが、耐久性は一定のレベルにあるので問題ないでしょう。
スタンレー ランチボックス
車に積んでいくのにそんな大きなサイズは・・・という人にはスタンレーランチボックス。
文字通りランチくらいの装備なら問題なくカスタムを楽しむことができます。



僕もスタンレーランチボックスを使ってカスタムを楽しんでいますが、デイキャンプでもちょっとしたコーヒータイムにもこれさえ持ち出せばお気に入りの時間を楽しむことができちゃいますよ。
トランクカーゴ
アルミコンテナはそれでも高いなって思う人はプラスチックタイプがおすすめ。
代表的なのはトラスコ・トランクカーゴ、これもサイズを色々選ぶことができます。
トランクカーゴに似たような製品もありますが、OEM製品なら共通のカスタムパーツを使うことができると思います。



すでにRISUのトランクカーゴを持っていたりする人も多いと思いますのでチェックしてみてくださいね。
まとめ:アルミコンテナカスタムで自分だけの秘密基地をつくろう!
結構な長文になってしまいましたが最後にポイントをまとめていきます。
- 自分だけの秘密基地が作れる
- 荷物の持ち運びがしやすくなる
- デイキャンプとの相性抜群
- ベランダキャンプも楽しめる
- 昔秘密基地を作ったことがある人
- DIYが好きな人
- デイキャンプを始めたいと思っている人
- コーヒーが好きな人
- ちょっと息抜きしたい人
おすすめのアルミコンテナ
アルミコンテナカスタム単体でも十分楽しめますが、デイキャンプやキャンプで使うと普段のキャンプがよりロマンあふれるキャンプになること間違いなし!
記事を読んでくれた人はぜひアルミコンテナカスタムの魅力に触れてみてくださいね!
最後まで読んでいただきありがとうございます。
当ブログではキャンプ初心者の「わからない」を優しく解決!というテーマで発信をしています。
ご興味があればぜひ他の記事も読んでみてくださいね。
それでは!
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